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【過労死電通問題】隠れブラック企業の特徴
【過労死電通問題】隠れブラック企業の特徴
新入社員だった女性が過労のため自殺した大手広告会社の電通が、複数の社員に対して違法な長時間労働をさせていた疑いが強まったとして、厚生労働省は、7日午前、労働基準法違反の疑いで電通の本社、関西(大阪市)、中部(名古屋市)、京都(京都市)の3支社捜索に入り、強制捜査に乗り出したというNEWSが流れています。

ことし9月に過労が原因の労災と認められたことで、東京労働局の過重労働撲滅特別対策班、通称「かとく」などが電通の立ち入り調査に乗り出しています。さらに電通の主な子会社にも調査が入っているという。

電通では3年前に当時30歳で亡くなった男性社員もことしに入り過労による労災が認められていたことが判明しています。
また、おととしには大阪の関西支社が、去年は東京の本社が社員に違法な長時間の残業をさせていたとして、それぞれ是正勧告を受けていたことも明らかになりました。

最近、「隠れブラック企業」という言葉をご存知だろうか。

隠れブラック企業とは、
一般的に時短勤務の推進や、休暇取得の推進など、従業員にとって働きやすい制度や理念を掲げている企業でありながら、現場では長時間労働や過酷な労働状況がまん延している、といった実態がブラックであるという企業のことを言います。

実際は長時間残業が当たり前だったという実態です。

では、一般に言われるブラック企業の特徴を紹介しましょう。

  • 学歴不問、未経験者優遇、大至急従業員求む、などの言葉。
  • 新人の試用期間が半年以上(通常は3ヶ月ほど)
  • 面接日の当日に合格といわれる。
  • 残業代がまったく出ない。
  • 休日出勤も当たり前。
  • 社員の離婚率が高い
  • 過労死が多発。
  • 時間外労働が超過。
  • 陰口、悪口、セクハラ、パワハラが多い。
  • マタハラが過剰に多い。
  • 従業員募集という求人広告が1年中出ている。
  • 労働雇用契約書を発行しない。
  • 社長や副社長や専務などの上層部が家族、親族。

  • あまりにも項目がありすぎて全てを載せられませんが、
    要するに、鬱病や過労死になりやすい会社は危険だということです。

    ブラック企業の常套フレーズ

    ブラック企業の可能性が高い原因は、人材の定着率がよくないので採用してもすぐ離職してしまう事、その原因が企業にある場合が多い事があげられます。
    実力主義
    内定後に仕事のフォローが無く、何かミスをした場合でも自分で責任を負わなくてはならないケースがある。

    人物重視
    離職率が高いので少しでも多くの人手を確保したい為、経験も学歴も問わず誰でも良いの使い倒せる人を採用したい。

    アットホーム
    会社以外のプライベートにまで干渉される可能性がある。また、あまり会社のアピールポイントが無い為、社風を強調する。

    独立可能
    離職前提で雇用される可能性もあり、雇用契約などの確認が必要な非常にブラックなフレーズ。

    このように求人に掲載されるフレーズでもブラック企業の判断が可能なのでよく確認する事が重要です。
    少しでも怪しいと思ったらインターネットなどをつかって社名を検索する事で情報を集める事ができるので、ある程度ブラック企業を回避する事ができるでしょう。

    就職活動では名前が知られていない中小企業よりも大企業を目指すと言う人が増えています。

    ただし、大企業だからと安心とは言えないだろう。ブラック企業と同じような職場があり、ブラック企業そのもののような職場も存在することにも注意しよう。
    昨年の11月29日(日)、ブラック企業大賞2015の授賞式が開催されています。
    マスコミであまり報道されませんが・・・
    大賞・各賞は以下のとおり決定でした。

    ●ブラック企業大賞
    株式会社セブンイレブンジャパン

    ●WEB投票賞
    株式会社引越社関東(アリさんマークの引越社)

    ●ブラックバイト賞
    株式会社明光ネットワークジャパン(明光義塾)

    ●特別賞
    暁産業株式会社

    ●アリ得ないで賞
    株式会社引越社関東(アリさんマークの引越社)

    ブラック関連
    [2015年11月30日]
    マスコミは報じない
    「ブラック企業大賞2015」決定!
    [2015年11月23日]
    “ブラックバイト” 被害