毎日コラム 2015年09月24日
そんなあなたに【警告】恐怖の水災とは?
■加入している火災保険のプランが水害に対応しているか
「そもそも火災保険商品とは何か?」を簡単に確認しましょう。 火災保険は、以前からある火災保険(住宅物件なら住宅火災保険、住宅総合保険など)と新しいタイプの火災保険とで、それぞれ補償される範囲が異なります。
火災保険のタイプによっては、水害が補償されるものと補償されないものがあります。自分が加入している火災保険はどちらのタイプかを確認しておきましょう。
1.火災、落雷、破裂・爆発
2.風災、ひょう災、雪災
3.水災
4.盗難、水濡れ
5.破損・汚損
このような災害に対する保険料は、その性質上、ある程度高く設定せざるを得ません。
・建物または家財それぞれの時価の30%以上の損害
・床上浸水または地盤面から45cm超える浸水による損害
といった重い損害に保障対象を限定することにより、保険料を下げる工夫をしていますが、それでも、ある程度の保険料になってしまいます。
逆に、この水災を外すことができれば、保険料をかなり下げることが可能になる、ということでもあります。特に戸建て住宅の場合は、保険料のうち水災に対する保障分は約4割にも及びます。
集中豪雨や大雨、台風などによる水害の被害は、被災の可能性があるエリアをある程度特定することができます。
火災や地震はどこでも発生しますが、高台にある住宅やマンションの中層階以上が、高潮や河川増水による堤防決壊などの被害に遭うことはまずあり得ません。
我が家は、海や川からは遠いし、丘の上の住宅だから床上浸水の心配は全くなし。それでは、水災の保障を外して保険料を節約しよう!
そんなあなたに 警告します。
高台にある住宅やマンションの中層階以上だからといって、安心しきってはいけません。驚くべき水災があなたの住宅を襲うことがあるのです。SF映画で超大波や日本沈没にも匹敵する壊滅的な大洪水で関東平野が水没する、というようなことを申上げているわけではありません。それでは、高台にある住宅やマンションの中層階以上をも襲う、恐怖の水災とは?
それは「土砂崩れ」です。
水災の保障対象として洪水や高潮などは想像できるでしょうが、土砂崩れもその範疇に入っているというのは意外だと思う人も少なくないでしょう。
近くに海や川がないので床上浸水などの心配はないと思っても、自宅の後ろが崖や山であれば土砂災害の可能性があるので、安易に水災補償を外してしまうのは、リスクが大きいというわけです。
大雨による土砂崩れで住宅が被害にあった場合、水災の契約をしていなければ、これに対する補償はありません。高台の住宅であっても、裏手が土手などであれば、水災は契約しておくことをお奨めします。
ハザードマップを確認してリスクを判断しよう
マンションの高層階に住んでいる場合は水災補償を外してもリスクはほとんどないでしょう。ところが、戸建住宅はもちろん、マンションであっても低層階の住戸は、立地次第ではリスクが大きいので注意が必要です。
水災のリスクは市区町村が公表しているハザードマップで確認しましょう。
豪雨などによる浸水リスクを確認することができます。周囲に川がないと思っても都市部では地下水路が通っていたり、周囲よりも低くなっている土地は浸水被害がでやすいので注意が必要です。ハザードマップは国土交通省の「ハザードマップポータルサイト(洪水ハザードマップ)」を使うと便利です。
自分が住んでいるところにどういう危険が潜んでいるのかを確認した上で、火災保険でも必要な補償をつけておくようにしてくださいね。 (All About参照:Eimei.TVが作成)
自然災害は避けることができないだけに、防災関連銘柄は社会貢献に大きな役割を果たす優良銘柄といえるでしょう。
関連セクターとしては、ビルや住宅の耐震化工事、道路・橋梁・法面などの補強工事、地盤・土壌調査、懐中電灯・ヘルメット・非常食などの防災用品、燃料・食糧などの備蓄、自家発電設備、非常用電源設備、災害情報予知・配信サービスなど、多岐にわたります。
地震や台風、豪雨による水没などで交通や道路が分断されると救助や支援物資が数日届かない状況もあるため、水や非常食を常備する家庭が増えています。
そういった需要を受けて、各食品メーカーではクッキーやクラッカーなどを保存できる缶詰にして非常食として販売するなど、防災関連企業があります。
【非常食 – 防災関連銘柄】
[2206] 江崎グリコ
[2201] 森永製菓
[4578] 大塚ホールディングス
[2220] 亀田製菓
[3325] ケンコーコム
「そもそも火災保険商品とは何か?」を簡単に確認しましょう。 火災保険は、以前からある火災保険(住宅物件なら住宅火災保険、住宅総合保険など)と新しいタイプの火災保険とで、それぞれ補償される範囲が異なります。
火災保険のタイプによっては、水害が補償されるものと補償されないものがあります。自分が加入している火災保険はどちらのタイプかを確認しておきましょう。
1.火災、落雷、破裂・爆発
2.風災、ひょう災、雪災
3.水災
4.盗難、水濡れ
5.破損・汚損
このような災害に対する保険料は、その性質上、ある程度高く設定せざるを得ません。
・建物または家財それぞれの時価の30%以上の損害
・床上浸水または地盤面から45cm超える浸水による損害
といった重い損害に保障対象を限定することにより、保険料を下げる工夫をしていますが、それでも、ある程度の保険料になってしまいます。
逆に、この水災を外すことができれば、保険料をかなり下げることが可能になる、ということでもあります。特に戸建て住宅の場合は、保険料のうち水災に対する保障分は約4割にも及びます。
集中豪雨や大雨、台風などによる水害の被害は、被災の可能性があるエリアをある程度特定することができます。
火災や地震はどこでも発生しますが、高台にある住宅やマンションの中層階以上が、高潮や河川増水による堤防決壊などの被害に遭うことはまずあり得ません。
我が家は、海や川からは遠いし、丘の上の住宅だから床上浸水の心配は全くなし。それでは、水災の保障を外して保険料を節約しよう!
そんなあなたに 警告します。
高台にある住宅やマンションの中層階以上だからといって、安心しきってはいけません。驚くべき水災があなたの住宅を襲うことがあるのです。SF映画で超大波や日本沈没にも匹敵する壊滅的な大洪水で関東平野が水没する、というようなことを申上げているわけではありません。それでは、高台にある住宅やマンションの中層階以上をも襲う、恐怖の水災とは?
それは「土砂崩れ」です。
水災の保障対象として洪水や高潮などは想像できるでしょうが、土砂崩れもその範疇に入っているというのは意外だと思う人も少なくないでしょう。
近くに海や川がないので床上浸水などの心配はないと思っても、自宅の後ろが崖や山であれば土砂災害の可能性があるので、安易に水災補償を外してしまうのは、リスクが大きいというわけです。
大雨による土砂崩れで住宅が被害にあった場合、水災の契約をしていなければ、これに対する補償はありません。高台の住宅であっても、裏手が土手などであれば、水災は契約しておくことをお奨めします。
ハザードマップを確認してリスクを判断しよう
マンションの高層階に住んでいる場合は水災補償を外してもリスクはほとんどないでしょう。ところが、戸建住宅はもちろん、マンションであっても低層階の住戸は、立地次第ではリスクが大きいので注意が必要です。
水災のリスクは市区町村が公表しているハザードマップで確認しましょう。
豪雨などによる浸水リスクを確認することができます。周囲に川がないと思っても都市部では地下水路が通っていたり、周囲よりも低くなっている土地は浸水被害がでやすいので注意が必要です。ハザードマップは国土交通省の「ハザードマップポータルサイト(洪水ハザードマップ)」を使うと便利です。
自分が住んでいるところにどういう危険が潜んでいるのかを確認した上で、火災保険でも必要な補償をつけておくようにしてくださいね。 (All About参照:Eimei.TVが作成)
自然災害は避けることができないだけに、防災関連銘柄は社会貢献に大きな役割を果たす優良銘柄といえるでしょう。
関連セクターとしては、ビルや住宅の耐震化工事、道路・橋梁・法面などの補強工事、地盤・土壌調査、懐中電灯・ヘルメット・非常食などの防災用品、燃料・食糧などの備蓄、自家発電設備、非常用電源設備、災害情報予知・配信サービスなど、多岐にわたります。
地震や台風、豪雨による水没などで交通や道路が分断されると救助や支援物資が数日届かない状況もあるため、水や非常食を常備する家庭が増えています。
そういった需要を受けて、各食品メーカーではクッキーやクラッカーなどを保存できる缶詰にして非常食として販売するなど、防災関連企業があります。
【非常食 – 防災関連銘柄】
[2206] 江崎グリコ
[2201] 森永製菓
[4578] 大塚ホールディングス
[2220] 亀田製菓
[3325] ケンコーコム