知らないと損する ゴルフ初心者の
ラウンドデビューまでの基礎知識！
〜グリップ編〜 その３

ゴルフにおいてグリップは、最も基本的な動作であると同時に、ゴルフボールを正しく飛ばす上で非常に重要なポイントとなります。
普段行わない慣れない動作ではありますが、ポイントを押さえれば決して難しくはありませんので、間違った癖をつけてしまう前に正しいグリップを覚えましょう！

前回までで、グリップ編 Vol.1 グリップ編 Vol.2を紹介しました。
さて、今回は、〜グリップ編〜 Vol.3 です。「グリップ編　最終章」です。

「ボールが右に真っ直ぐ飛んでいく、左に真っ直ぐ飛んでいく」という現象は、構えた時のクラブフェースの向きが違う、もしくは、構える方向（スタンス）が違うということになります。
大抵のゴルファーは、狙っている所より右に飛んで行き、そこからスライスしてOBになります。
また、狙っているところより左に跳んで行き、そこから左に曲がりOBになると言う現象に悩んでいるのではないでしょうか。

実は、ボールが曲がる原因の殆どはグリップです。（曲がると打ち出す角度は違いますのでご注意下さい）
クラブを握った時のグリップの握り方により、アドレス時のフェースの向きに違いが生まれてきます。
フェースの向きによっては、下記のような打ち出し角の違いが出やすくなります。

クローズ フェース (打ち出しは左)

ストレート フェース (打ち出しは正面)

スライス フェース (打ち出しは右)

フェースが間違った方向を向いてボールに当たると、いくらスイングの軌道を修正しても、ボールが左右に散らばったり、思い描いたとおりにボールを飛ばしたりすることは出来ません。クラブフェースの向きを確認しながら握り方の習得に努めましょう。

ゴルフショップでは、自宅の居間でグリップの握り方やスイングの練習が出来る様、スクエアグリップ練習器具が販売されています。

一度お使いになられ、正確なスクエアグリップを体験されればよいと思います。（￥1,000円位からいろいろな種類が揃っています）
目標に向かってフェース面を真っ直ぐに出来る様なグリップの握り方を練習しましょう。

---

[スクエア] 離して握っている	[スクエアグリップ]
[ストロング] 離して握っている	[ストロンググリップ]
[ウィーク] 離して握っている	[ウィークグリップ]

注）右手・左手の親指と人差し指のVラインが見えるように、左側の画像は両手の間隔を離して構えています。

握る強さは10本の指均等が理想的です。その部分を意識していないと利き腕のほうに力を入れ過ぎてしまい思わぬ事態になってしまうことがあるので注意しましょう。

多くの方は、右手が利き腕のため、右手の親指と薬指が強くなる傾向にあり、逆の左手では中指、薬指、小指の力が弱くなりがちである為、この３本の指についてはしっかり持つことを意識しましょう。

スーパーのビニール袋を持つときのように、指に引っかけるイメージです！
10本すべての指がバランスよく握られていることで、スイング中のフェース面が安定しますので、右手、特に指先に力が入りすぎるとフェースの向きが崩れて、ボールが左に曲がりやすくなりますし、逆に左手、特に指先に力が入りすぎると、右に曲がる原因を作りやすくなります。

「適切な握る力は、どれぐらい？」ですかと言う説明が一番困りますが、全体的な握りの目安の強さとしては、野球のボールを投げるときに握っているぐらいの強さです。

緩いのではと思われるかもしれませんが、グローブとグリップ自体が滑り止めの役割も果たしていますので、滑り抜けないですよ！

カチカチに強く握っていると、クラブを振ることに支障をきたしますので注意しましょう。

クラブについているグリップ（ラバー部分）には、テーパー（グリップエンドに向かって太くなっている）があり、グリップエンド付近が太くなっています。

自然とグリップエンドより少し下部に手のひらの根元部分を添えて握ります。

＜普通の長さ＞ ＜長く握る＞
飛距離は出ますが、その分方向性が若干悪くなります。

＜短く握る＞
弾道が低くなり、コントロールしやすく、ライナー性で飛ぶが飛距離は落ちます。
これでゴルフスイングのスタート地点であるグリップができました。

何年もスライスやフックで悩んでいた人が、グリップを直しただけで簡単に治ってしまうケースはとても多いです。

またグリップを見つめ直して、修正することで、飛距離が４０ｙ以上アップすることも少なくありません。ぜひこのコラムを参考に、自分に合ったグリップを見つけていってください。

新春はゴルフスイングの８割が決まるとも言われる「アドレス」(ボールとの立ち居地)について解説いたします。

ゴルフ関連には、ゴルフ場運営、ゴルフ用品販売や、予約・情報サイトなどがあります。

市場規模がバブル期の半分に落ち込んでいたが、2016年のリオデジャネイロ五輪にゴルフが正式種目となることもあり、ゴルフ市場に復活の兆しです。

【ゴルフ関連銘柄ゴルフ場運営】
[1783] アジアＧＨＤ ゴルフ場運営
[2131] アコーディアG ゴルフ場の所有運営大手
[3032] ゴルフ・ドゥ 中古ゴルフクラブ
[3319] ゴルフダイジェスト ゴルフ場予約
[4681] リゾートトラスト
[5261] リゾートS ゴルフ場運営
[7834] マルマン ゴルフクラブが主力
[7841] 遠藤製作所 ゴルフクラブ鍛造品
[7847] グラファイト ゴルフシャフト製造
[7990] グローブライド ゴルフ用品
[9656] グリーンランドR ゴルフ場経営
[9679] ホウライ ゴルフ場運営

【ゴルフ関連記事】