2016年01月15日
SMAP解散「ドキドキ」Sで始まりPで終わる
経営再建中のシャープのツイッター上の公式アカウントが13日、人気アイドルグループSMAPの解散報道を受け、社名の「SHARP」にちなみ「Sで始まりPで終わる弊社としては、ドキドキ感がすごい」とつぶやいた。
シャープのアカウントは家電製品のPRなどを発信。ときおりの自虐ネタやざっくばらんなつぶやきが人気を呼び、27万を超えるフォロワーを持っている。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、シャープの長期格付けを2段階引き下げ、「トリプルCマイナス」とした。日本格付研究所(JCR)も同日、シャープの長期格付けを6段階引き下げ、「ダブルC」にしたと発表した。
シャープの格付けは以前から「投機的水準」だったが、2年ぶりの赤字決算を受けて市場の目がいっそう厳しくなった。
S&PとJCRはいずれも、シャープが主力取引銀行の協力を受け、借入金を株式に振り替えてもらう「債務の株式化」を実施すると発表したことから、債務の一部が実質的に不履行になると判断した。
Sで始まりPで終わる、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の格下げでシャープ(SHARP)は倒産に追い込まれるのでは・・・・
でも安心してください!
先週末の報道では、経営再建案の概要が明らかになったと伝わっている。
官民ファンドの産業革新機構が2000億円規模を出資して過半数の株式取得を目指すとしているほか、主要取引銀行に1500億円の金融支援を再要請するなどとされている。
最悪シナリオの回避に加えて、再建の方向性の定まりなどはプラス材料となるが、あらためて株式価値の将来的な希薄化を警戒する動きにもなっているようだ。
2016年01月14日終値 109円
チャート出典:ストックウエザー株式会社
シャープの前身である「早川金属工業」という会社が、1915年に金属製の実用的なシャープペンシルをはじめて作ったそうです。
創業者の早川徳次が、「徳尾錠」というベルトのバックルの発明で特許を取り創業した。しかも早川徳次は当時18歳だったというから、異例の若さで創業したことになる。
その後、金属製繰出鉛筆(きんぞくせい くりだしえんぴつ)を発明。これがシャープペンシル、つまりシャーペンである(ただし、シャーペン自体は元々あった)。販売後商品名を「早川式繰出鉛筆」から「エバーレディーシャープペンシル(Ever ready sharp pencil)」に変更し、これがアメリカで爆発的な大ヒットとなったのだ。
それまでは「早川電機工業株式会社」
だが1923年の関東大震災でシャーペン工場と家族をすべて失い、早川は大阪へ移住。
ここで鉱石ラジオを売り出したことが、家電メーカーとしての原点となっている。社名が変更されたのはだいぶ後の1970年で、それまでの「早川電機工業株式会社」から、先述したシャーペンに由来して「SHARP」と改められた。
【SHARP】目の付け所が、SMAP!
「Sで始まりPで終わる弊社・・・」ツイートにネットで反響!になっている。
シャープは主力の液晶事業の不振で業績低迷が続いており、倒産を連想させた「自虐ネタ」は1万以上もリツイート(転載)されるなど反響を呼んでいる。
「Sで始まりPで終わる弊社・・・」ツイートにネットで反響!になっている。
シャープのアカウントは家電製品のPRなどを発信。ときおりの自虐ネタやざっくばらんなつぶやきが人気を呼び、27万を超えるフォロワーを持っている。
自虐ネタをつぶやいている場合でしょうか!
昨年5月、シャープは債務不履行懸念で格下げ S&P、JCR。(2015/5/15 )
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、シャープの長期格付けを2段階引き下げ、「トリプルCマイナス」とした。日本格付研究所(JCR)も同日、シャープの長期格付けを6段階引き下げ、「ダブルC」にしたと発表した。
シャープの格付けは以前から「投機的水準」だったが、2年ぶりの赤字決算を受けて市場の目がいっそう厳しくなった。
S&PとJCRはいずれも、シャープが主力取引銀行の協力を受け、借入金を株式に振り替えてもらう「債務の株式化」を実施すると発表したことから、債務の一部が実質的に不履行になると判断した。
Sで始まりPで終わる、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の格下げでシャープ(SHARP)は倒産に追い込まれるのでは・・・・
でも安心してください!
官民ファンドの産業革新機構が2000億円規模を出資して過半数の株式取得を目指すとしているほか、主要取引銀行に1500億円の金融支援を再要請するなどとされている。
最悪シナリオの回避に加えて、再建の方向性の定まりなどはプラス材料となるが、あらためて株式価値の将来的な希薄化を警戒する動きにもなっているようだ。
シャープ最新株価
シャープ (6753) 東証1部2016年01月14日終値 109円
SHARPは、「シャープペンシル」が名前の由来
知っている人も多いでしょう。
シャープの前身である「早川金属工業」という会社が、1915年に金属製の実用的なシャープペンシルをはじめて作ったそうです。
創業者の早川徳次が、「徳尾錠」というベルトのバックルの発明で特許を取り創業した。しかも早川徳次は当時18歳だったというから、異例の若さで創業したことになる。
それまでは「早川電機工業株式会社」
だが1923年の関東大震災でシャーペン工場と家族をすべて失い、早川は大阪へ移住。
ここで鉱石ラジオを売り出したことが、家電メーカーとしての原点となっている。社名が変更されたのはだいぶ後の1970年で、それまでの「早川電機工業株式会社」から、先述したシャーペンに由来して「SHARP」と改められた。