介護業界にもはびこる『ブラック社員』
介護業界にもはびこる『ブラック社員』
福祉業界・介護業界で課題とされているのは人材の確保・育成になっている。
高齢者が増え、老人施設は2015年に全国で1万2400ヵ所に増えている。現場では人材確保が追い付かない状況だ。福祉サービスを担う人材も多く必要になっている状況だ。
「きつい」「汚い」「給料安い」
で有名な介護職。
いわゆる3Kと言われる。
重労働で低賃金の介護職員の現状になっている。
厚生労働省の統計では、福祉施設の介護員の月給は2014年の全国平均が常勤で21万9700円、全産業平均の32万9600円より約11万円低い結果になっている
また、政府は昨年、税と社会保障の一体改革の一環で介護保険から支払われる介護報酬を減額した。緊縮財政が職員給与を押し下げる力となっている。
賃金が低いということで離職率につながるのだろう。
介護職員の処遇改善等の、抜本的な改革が必要になるだろう。
介護従事者としてあるまじき行為だが、介護現場では数々の虐待が起きている。
その数は年々増加傾向にある。
何故こんな事態が起きるのだろうか。
この理由として考えられるのは、介護士のストレスによると考えられる。
職場経験者は、
「認知症や寝たきり老人を支える仕事は精神的にも辛い。認知症患者への対応は心が折れる時もある。上手くストレスを解消できない介護士は、イライラして行為に及んでしまっているのだろう。また、たまるストレスを同僚をいじめることで発散させている」と言う。
[ 出典元引用、参照 ここから ]
” 介護職は離職率が高く、人材確保するのが困難、経験や資格さえあれば雇い入れている状況。他の業界では仕事ができないような人が介護現場に流入している。
その中に、「ブラック社員」が介護業界にも出現している。
今、「ブラック企業」より怖いのは「ブラック社員」存在なのだ。”
[ 出典元引用、参照 ここまで ]
「ブラック社員」は、会社に貢献する意志もなく、自分の不平不満は全て会社のせいだと考え、周りにも言いふらし組織に不利益をもたらすと言われている。
今NEWSで、「介護の世話をする職員が高齢の入所者をベランダから投げ落として死なせる」といった事件が起きている
容疑が事実であれば、なんともおぞましく深刻な事件だろう。
この元職員も「ブラック社員」なのか!
今、介護業界全体の問題だけではなく、国も早急に対策すべき問題である。
総務省統計では、65歳以上の高齢者人口は、3186万人(平成25年9月15日現在)に上り、総人口に占める割合も25.0%に達する。4人に1人が高齢者という社会になる。
本格的な高齢化社会の到来に合わせて、株式市場で注目を集めやすい介護サービス関連銘柄に注目したい。
[9792]ニチイ学館
医療事務受託最大手。介護も首位で中国に進出。
介護福祉事業など高齢者市場を開拓。介護機器では中国江蘇省に医療・介護用ベッドなどの生産拠点を有する。
在宅医療など展開。海外強化。セコム医療システムを通じて中国にシニアレジデンス(高級有料老人ホーム)を運営。アジアでの展開に取り組んでいる。
高齢者が増え、老人施設は2015年に全国で1万2400ヵ所に増えている。現場では人材確保が追い付かない状況だ。福祉サービスを担う人材も多く必要になっている状況だ。
低賃金で離職率が高い
で有名な介護職。
いわゆる3Kと言われる。
重労働で低賃金の介護職員の現状になっている。
厚生労働省の統計では、福祉施設の介護員の月給は2014年の全国平均が常勤で21万9700円、全産業平均の32万9600円より約11万円低い結果になっている
また、政府は昨年、税と社会保障の一体改革の一環で介護保険から支払われる介護報酬を減額した。緊縮財政が職員給与を押し下げる力となっている。
賃金が低いということで離職率につながるのだろう。
介護職員の処遇改善等の、抜本的な改革が必要になるだろう。
グラフ出典:厚生労働省HP
新規大学卒業就職者の離職状況より
介護現場、高齢者の虐待が増加
その数は年々増加傾向にある。
何故こんな事態が起きるのだろうか。
この理由として考えられるのは、介護士のストレスによると考えられる。
職場経験者は、
「認知症や寝たきり老人を支える仕事は精神的にも辛い。認知症患者への対応は心が折れる時もある。上手くストレスを解消できない介護士は、イライラして行為に及んでしまっているのだろう。また、たまるストレスを同僚をいじめることで発散させている」と言う。
グラフ出典:厚生労働省HP
平成25年度 高齢者虐待対応状況調査結果概要より
人材確保するのが困難
[ 出典元引用、参照 ここから ]
” 介護職は離職率が高く、人材確保するのが困難、経験や資格さえあれば雇い入れている状況。他の業界では仕事ができないような人が介護現場に流入している。
その中に、「ブラック社員」が介護業界にも出現している。
今、「ブラック企業」より怖いのは「ブラック社員」存在なのだ。”
[ 出典元引用、参照 ここまで ]
「ブラック社員」は、会社に貢献する意志もなく、自分の不平不満は全て会社のせいだと考え、周りにも言いふらし組織に不利益をもたらすと言われている。
今NEWSで、「介護の世話をする職員が高齢の入所者をベランダから投げ落として死なせる」といった事件が起きている
容疑が事実であれば、なんともおぞましく深刻な事件だろう。
この元職員も「ブラック社員」なのか!
今、介護業界全体の問題だけではなく、国も早急に対策すべき問題である。
出典元:介護コンサルタント 福岡浩のコラム
2016年1月28日掲載分
http://www.kaigo-consulting.net/column/1501b.html
介護ビジネス関連銘柄
本格的な高齢化社会の到来に合わせて、株式市場で注目を集めやすい介護サービス関連銘柄に注目したい。
[9792]ニチイ学館
医療事務受託最大手。介護も首位で中国に進出。
チャート出典:ストックウエザー株式会社
[7840]フラベッドH介護福祉事業など高齢者市場を開拓。介護機器では中国江蘇省に医療・介護用ベッドなどの生産拠点を有する。
チャート出典:ストックウエザー株式会社
[9735]セコム在宅医療など展開。海外強化。セコム医療システムを通じて中国にシニアレジデンス(高級有料老人ホーム)を運営。アジアでの展開に取り組んでいる。
チャート出典:ストックウエザー株式会社