キテマス!! 気軽に贈れるソーシャルギフト
キテマス!! 気軽に贈れるソーシャルギフト
NTTドコモ 公式HPより
ソーシャルギフト・eGift(イーギフト)と呼ばれるサービスを最近よく耳にしませんか?ソーシャルギフトは、相手に会えなくても、住所がわからなくても、SNSやメールアドレスさえ分かれば、気軽に日々の感謝やお詫びの気持ちなど商品を添えてインターネットを通じて贈れるサービスのことです。
特徴は贈る相手の住所がわからなくても、SNSやメールアドレスさえ分かれば気軽にプレゼントを贈れるのです。
贈る相手にメールやSNSでメッセージを送信します。
受け取る側はメッセージが届いたら、実店舗でスマートフォンの画面を見せることでプレゼントを受け取ります。
店頭で交換できるコーヒーやコンビニエンスストアの商品といった比較的安価なギフトが中心です。
ギフトのバリエーションもさまざまで、エステの体験サービス、マッサージ券、ビール、から揚げなどギフトを贈りたい相手に合わせて商品を選ぶことが出来ます。
お歳暮やお中元は高額になってしまい、購入や配送にも手間がかかります。
ソーシャルギフトはスマホでいつでも注文が可能で、気軽に贈れることから利用者が増加しているのかもしれません。
カジュアルギフトの代表格として成長しているようです。
導入側・贈る側の手間を軽減したサービスが多くなっている状況です。
人気のソーシャルギフトの多くは、メッセージや寄せ書きなど贈り手の気持ちを込めることができるのが特徴で、手軽に“気持ち”を伝えたいユーザーの心をつかむことが集客へのキーとなるのかもしれません。
今後の動きにも注目していきたいですね。
矢野経済研究所でソーシャルギフト市場に関する調査結果の概要を発表しています。
2014年度のソーシャルギフトの市場規模は82億円、15年度には156億円に増え、5年後の2020年には1110億円にまで成長すると予測しています。
是非、関連銘柄には注目です。
コード | 銘柄名 | 特徴 |
9437 | NTTドコモ | ソーシャルギフトサービス「ギフトコ」を提供開始。Webや専用アプリ「ギフトコ」で、少額のギフトチケットにメッセージを添えて、時間や場所を選ばず贈ることができる。 |
9433 | KDDI | ソーシャルギフトサービス「giftee」を手がける株式会社ギフティに出資・提携。法人向けにプラットフォームを共同開発。 |
9984 | ソフトバンクグループ | SBグループのSBギフトが個人向けにソーシャルギフトサービス「ポチッとギフト」を展開。セブンイレブンやモスバーガー、ケンタッキーフライドチキンなどO2O向け商品のほか、花やスイーツなどの商品も。法人向けも展開。 |
2450 | 一休 | 「贈る一休」を展開。受け取った側が好きな施設を選んで、ホテルやレストランなどで利用できる体験チケットを贈ることが可能。 |
2491 | バリューコマース | ソーシャルギフトサービス「ギフトスマート」を運営。同サービスやインバウンド対応で新規事業の多角化を推進。 |
3854 | アイル | 複数のネットショップの商品・在庫・受発注・仕入などを一元管理できるASPサービス「CROSS MALL」を提供。「LINEギフト」と連携し、ネットショップの業務効率化と販路拡大を支援する。 |
9946 | ミニストップ | 同社のファストフード商品などを贈ることができる「MINISTOP e-GIFT」サービスを提供。「LINEギフト」でのサービスを開始し、利便性の向上も。 |
2014年11月にLINEが「LINEギフト」サービスをLINE MALL上で開始しています。贈れるギフトは、ローソン(2651)のレジ横コーヒー、ミニストップ(9946)のソフトクリームなど100円から気軽に贈れる商品のほか、花束、スイーツ、ベビー用品、ギフト券、体験ギフトなど幅広く提供されています。
また、LINE上の仲間とグループでギフトの購入費用を按分(割り勘)して利用することも可能です。遠方に住む友人と共同でギフトを贈りたい時や、職場での共同購入時にも便利に利用できる仕組みになっています。