ブラック企業あるあるネタで大人気、でも現実は

社畜あるあるで話題を呼ぶ社畜漫画が癒しと元気のデジタルコミック「@vitamin（アットビタミン）」で連載され、書籍化になっています。

ちょっとブラックなIT企業で働くSEの社畜ちゃん。
日夜終電と戦う彼女は、人をダメにする先輩さんや、元気だけで採用された後輩ちゃんと共に働いている。社会の荒波から無事に生き残れるのか！
といった内容の小さなＩＴ企業で働く“ごく”普通のサラリーマンコミック!!

話題の漫画『いきのこれ! 社畜ちゃん』。 「社畜ちゃん」というあだ名の女の子の漫画をツイッター上に投稿、休日出勤など悲壮感漂う社畜ネタや先輩の○○に埋もれて元気になるといったブラックあるあるネタで人気を得ました。

「社畜」とは、会社に自分の全てをゆだねて家畜のような状態になってしまった会社員のことです。


ブラック企業あるあるネタで大人気の『社畜ちゃん』なのだが、現実のブラック企業は笑えないです。
これから “就職” について考えるソコのアナタに向けてブラック企業あるあるをお届けしたい。

ブラック企業あるある
・長時間労働
・休日が少ない
・離職率が高い
・残業代が出ない
・社員を人扱いしない
・パワハラ・セクハラ
・社員の離婚が多い
・2年目や3年目等の若い先輩がいない
・ネットの口コミを確認するとブラックな評判がたっている
・社員が暗い。目が死んでいる。
・アルバイトの比率が高い
・社員数に対して求人数が多い
・月の正規勤務時間より残業時間が多い
・タイムカードを押した後に残業
・ホームページが簡素で陳腐
・給与が相場より異常に高い
・経営者の私事に社員を駆り出す
・社長の言う事が1日で二転三転する。
・一族のワンマン経営である
・説明会等で社長が精神論を振りかざしてくる
・面接のハードルが異常に低く、面接当日に採用される
・試用期間が異常に長い
・労働雇用契約書を発行しない

まだまだ、沢山あると思います。

ブラック企業対策に、ついに国が動きました。

報道によると、厚労省は昨年５月から労働基準法に違反する企業の公表基準を変更していたが、社名公表がされたのは１年で今回の１社だけとなった。

労基署は昨年から、違法な残業が月100時間を超える従業員が1人でもいれば立ち入り調査していたが、年内に80時間に引き下げられる予定となった。

社名公表だと、複数の事業所への是正勧告が条件のため、時間がかかってしまう。『80時間』で早め早めに潰していこうというのが方針。
ただし、引き下げを行えば、労基署の調査対象は2倍以上になる。

対して、調査を行う労働基準監督官はなかなか増やせない。「悪質なところや、より疑いの強い企業に重点化、効率化する必要があると考えている」と言った報道内容だった。

日々のニュースでは、まだまだブラック企業問題は多く流れています。
ブラック企業の体質も変わってきています。
「こんな所がブラック？」という意外な話もありますし、「まさかここまでやるとは…」と驚く事もあります。
漫画では、大いに笑えますが、現実は笑えないですね！