本当は怖い「ゼロ」の恐怖!?
本当は怖い「ゼロ」の恐怖!?
画像はイメージです。
最近の健康志向を受けて、身の回りには、「カロリーゼロ」「カロリーオフ」をうたった飲料や食品が沢山ありますね。
カロリーゼロなのでダイエットする人も増えています。
私もその一人なのですが・・・
実は、カロリーゼロって、あなたの身体にとって影響ゼロではないようです。
「カロリーゼロ」、「カロリーオフ」完全なゼロということを意味しているわけではありません。
「カロリーゼロ」の表示に関しては、消費者庁が定める「栄養表示基準」によって決められています。
「カロリーゼロ」は100g当たり5kcal未満(飲料の場合は100mL当たり5kcal未満)であることを表し、「カロリーオフ」は100g当たり40kcal以下(飲料の場合は100mL当たり20kcal以下)であることを表しています。
それでも【カロリーゼロ】と表示ができるのです!
カロリーゼロ=0カロリーではないのです!
この点にご注意ください。
清涼飲料水のカロリーは甘みのわりにカロリーが抑えられています。
サイダー100mlあたりに、だいたい10gの砂糖類が含まれているので、普通の上白糖を使用した場合には500mlのペットボトルで192kcalということになります。
例えば、
普通の、三ツ矢サイダー (アサヒ飲料)の場合は、
カロリー:42kcal(100ml当)
原材料名:砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、香料、酸味料
香料と酸味料はカロリーゼロとして、
果糖ぶどう糖液糖と砂糖は1グラムあたり4kcalですから、
42kcal ÷ 4 = 10.5g 相当になります。
では、カロリーゼロのサイダーですが、甘みがあり、違和感なく飲めてしまいますよね。
これは、使用している甘味料が違うからだそうです。
甘味料は、まず天然甘味料と人工甘味料の、大きく2つに分けることができます。
次に、人工甘味料は、合成甘味料と糖アルコールに分けることができます。
1、天然甘味料
ショ糖(サトウキビなど)、ステビオサイド(ステビア)、グリチルリチン酸(甘草)、ソーマチン(西アフリカに生育するソーマトコッカスダニエリという赤い果実)、蜂蜜、メープルシロップ、果糖、麦芽糖、などのように、天然の植物や食品中に含まれている甘み成分を取り出し精製、濃縮した甘味料のことです。
2、人工甘味料
人工的に作られた甘みのある物質のことです。合成甘味料、糖アルコールなどがあります。
a) 合成甘味料
人工甘味料の一種で、人為的に化学合成された甘みのある物質(甘味料)のことです。
砂糖より低カロリー、低価格、などの特徴があります。
狭義の意味の人工甘味料は合成甘味料と同義で使われることがあります。
サッカリン、サッカリンナトリウム、サイクラミン酸ナトリウム(俗称チクロ)、ズルチン、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、などがあります。
b) 糖アルコール
キシリトール、ソルビトール、エリスリトール、マルチトール、ラクチトールなどがあります。キシリトールは野菜や果物などに、ソルビトールはプルーン、ナシ、リンゴなどに、エリスリトールは果実、花の蜜などにそれぞれ含まれています。
マルチトール、ラクチトールもそれぞれ麦芽糖、乳糖を原料としています。
糖アルコールは合成甘味料には分類されません。
※糖アルコールの安全性は確立しているようです
人工甘味料は体の中に入れても血糖値が上がらず太らない、というのが最大のメリットです。
実際に血糖値が上がっていなくでも、脳はインスリンを分泌することが研究でも分かっています。
もちろん血糖値は上がっていないので、それだけで太るわけではないのですが、インスリンによって血糖値が下がるので、さらにお腹がすいてしまうのです。
つまり、人工甘味料を使ったものを食べれば食べるほど、どんどん甘いものや炭水化物がほしくなってしまうのです。
人工甘味料は少量で砂糖の何百倍もの甘さを発揮する物質です。
カロリーはなくとも、その甘さは強烈です。
そして、人間は本能的に甘いものを欲しがる性質があり、甘いものをとればとるほどそれが習慣となってしまいます。結果、甘みに鈍感になっていくわけです。
人工甘味料には、カロリーがないため、熱に変換できず、自然に体がエネルギーを要求し、食欲を増進させてしまうこともあるそうです。
人工甘味料は砂糖を摂るよりかえって太りやすくなったり、耐糖能障害を起こしやすくなるようです。
カロリーを気にしているのに、「太りやすい体質になる」なんて恐ろしいですよね。
ゼロカロリー飲料を飲んだらすぐに太るというわけではありませんが、長期に渡って摂取した場合に、太る原因になるかもしれません。
ダイエットのサポート役としてカロリーゼロの飲料水や食品を取り入れるのがベストでしょう。
カロリーゼロなのでダイエットする人も増えています。
私もその一人なのですが・・・
実際にどうなのでしょうか?
「ゼロ」と言い切る、自信満々の表示を見て、カロリーがないのだからと、水を飲むのと同じような感覚でカロリーゼロ飲料を飲んでいる人もいるのではないでしょうか。
実は、カロリーゼロって、あなたの身体にとって影響ゼロではないようです。
「カロリーゼロ」、「カロリーオフ」完全なゼロということを意味しているわけではありません。
「カロリーゼロ」の表示に関しては、消費者庁が定める「栄養表示基準」によって決められています。
「カロリーゼロ」は100g当たり5kcal未満(飲料の場合は100mL当たり5kcal未満)であることを表し、「カロリーオフ」は100g当たり40kcal以下(飲料の場合は100mL当たり20kcal以下)であることを表しています。
それでも【カロリーゼロ】と表示ができるのです!
カロリーゼロ=0カロリーではないのです!
この点にご注意ください。
清涼飲料水のカロリーは甘みのわりにカロリーが抑えられています。
サイダー100mlあたりに、だいたい10gの砂糖類が含まれているので、普通の上白糖を使用した場合には500mlのペットボトルで192kcalということになります。
普通の、三ツ矢サイダー (アサヒ飲料)の場合は、
カロリー:42kcal(100ml当)
原材料名:砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、香料、酸味料
香料と酸味料はカロリーゼロとして、
果糖ぶどう糖液糖と砂糖は1グラムあたり4kcalですから、
42kcal ÷ 4 = 10.5g 相当になります。
これは、使用している甘味料が違うからだそうです。
甘味料は、まず天然甘味料と人工甘味料の、大きく2つに分けることができます。
次に、人工甘味料は、合成甘味料と糖アルコールに分けることができます。
1、天然甘味料
2、人工甘味料
人工的に作られた甘みのある物質のことです。合成甘味料、糖アルコールなどがあります。
a) 合成甘味料
人工甘味料の一種で、人為的に化学合成された甘みのある物質(甘味料)のことです。
砂糖より低カロリー、低価格、などの特徴があります。
狭義の意味の人工甘味料は合成甘味料と同義で使われることがあります。
サッカリン、サッカリンナトリウム、サイクラミン酸ナトリウム(俗称チクロ)、ズルチン、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、などがあります。
b) 糖アルコール
キシリトール、ソルビトール、エリスリトール、マルチトール、ラクチトールなどがあります。キシリトールは野菜や果物などに、ソルビトールはプルーン、ナシ、リンゴなどに、エリスリトールは果実、花の蜜などにそれぞれ含まれています。
マルチトール、ラクチトールもそれぞれ麦芽糖、乳糖を原料としています。
糖アルコールは合成甘味料には分類されません。
※糖アルコールの安全性は確立しているようです
カロリーゼロなのに甘いワケ
カロリーゼロや低カロリーをうたっているものには人工甘味料が含まれています。
人工甘味料は体の中に入れても血糖値が上がらず太らない、というのが最大のメリットです。
実際に血糖値が上がっていなくでも、脳はインスリンを分泌することが研究でも分かっています。
もちろん血糖値は上がっていないので、それだけで太るわけではないのですが、インスリンによって血糖値が下がるので、さらにお腹がすいてしまうのです。
つまり、人工甘味料を使ったものを食べれば食べるほど、どんどん甘いものや炭水化物がほしくなってしまうのです。
では、これらの甘味料なら「絶対に太らない」のでしょうか?
「実は、ダイエットサイダーを毎日飲んでいる人は、飲んでいない人に比べて、メタボリック症候群や2型糖尿病を発症する可能性が高いという大規模な疫学調査を、2009年にテキサス大学の研究者が発表しています。
人工甘味料は少量で砂糖の何百倍もの甘さを発揮する物質です。
カロリーはなくとも、その甘さは強烈です。
そして、人間は本能的に甘いものを欲しがる性質があり、甘いものをとればとるほどそれが習慣となってしまいます。結果、甘みに鈍感になっていくわけです。
人工甘味料は砂糖を摂るよりかえって太りやすくなったり、耐糖能障害を起こしやすくなるようです。
カロリーを気にしているのに、「太りやすい体質になる」なんて恐ろしいですよね。
ダイエットのサポート役としてカロリーゼロの飲料水や食品を取り入れるのがベストでしょう。