Eimei みちしるべ 2017年06月19日
《Eimei「みちしるべ」》
(6月19日から6月23日の週)
メジャーSQは通過。
SQ値19997円は当日に上回ったがその後は抜けず。
昨年3月以来メジャーSQ値はズ〜と前回を上回って推移しており9月SQ値にも期待したいところ。
一方で、「ローテーションの動き。資金はハイテクセクターから他のセクターにシフトした」という声が聞こえる。
ここまで冴えなかったセクターの自動車や金融がしっかりしてきたのは主役の交代場面なのかも知れない。
昨年も6月を境に主役セクターがガラリと一変したことも市場の記憶には残っていよう。
「中長期の視点では、良い押し目買いのタイミング」という声もある。
時間軸を長くすれば右肩上がりに変化はなかろう。
問題はその長い時間軸を許容し我慢できる投資家がどれだけいるかということ。
せっかちな投資家にとっては、市場の息吹の変化は結構重要なファクターとなる
「なぜ株価は動くのか」を追う姿勢。
あるいは「どう株価は動くのか」を追う姿勢。
市場では前者の立場が多く後者の立場は少ない。
だから見えない影に怯え、過大な期待に右往左往する。
これが相場の一つの本質でもあろう。
「投資のチカラ」
★「なぜ株価は動くのか」→「どう株価は動くのか」を追う姿勢。
★材料そのものが持つ意味=マグニチュード、株価への影響=震度
★株式市場では価値と株価は常にイコールではない
★「投資家の熱意」と「情報メディアの発達」=効率的市場仮説への挑戦
ベストは「私だけが知っている」
★「従因合果」と「従果合因」=株価変動の因果関係はえてして逆に考えられる
★「踊らない。騒がない。慌てない。諦めない」
★世界マネーの中心のマインドで市場を見る=主人公は自分自身
★株価を買わず株を買う、株価を売らず株を売る
★銘柄選択とタイミングの重要性は同等
★相場はリズムとスケジュールの産物
★仮説の実証の継続が勝利への道
★政府資料は宝の宝庫
★企業には訴えたいメッセージがある
★株価は景気の体温計」→「株価は欲望の血圧計」
★「枝葉末節ではなく本質を」
★投資の前線で必要なのは完璧な準備と覚悟=経営の志と投資家の覚悟の戦い
★「明確な未来予測図が描かれているか」と「社会に必要不可欠な存在か」
★相場は不連続と連続の反復→驚きが市場の餌になる
★体感リズムこそ本当の相場観
日経平均想定レンジ
19837円円(25日移動平均)〜20868円(2015年6月高値)
熟達の市場関係者のメール。
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全体は下落相場でも相場と言うものは、本来儲けさせてくれるものではないかと思うようになりました。
逆行高する強い個別はどんなときも存在する。
全体は暴落でも、買いで儲けさせてくれる個別は常にある。
仕手株を言っている訳ではありません。
普通の株にも必ずあります。
そうした銘柄……相場は誰に対しても隔てなく平等にチャートで見せてくれる。
教えてくれる。
そうした銘柄をゲットしたら、日経平均など見なくていい。
北朝鮮もトランプさんも無視していい。
その銘柄の上昇トレンドが崩れるまで、その銘柄と一緒にいればいい。
(兜町カタリスト 櫻井英明)