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値下がり優勢、ウクライナ・ロシア情勢などの不透明感
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、ウクライナ・ロシア情勢などの不透明感

 
東証グロース市場は米金融政策の先行きやウクライナ・ロシア情勢などの不透明感からプライム市場の大型株が売られるなか、新興銘柄に物色が向かった。
市場関係者は「日経平均株価が下落するなか、新興市場には円相場や海外の株式相場など外部環境に左右されづらい銘柄が多く、消去法的な買いが入ったようだ」と話していた。
グロースCoreは下落、グロース250は強含み。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比2.03ポイント(0.32%)高の633.24だった。
 
グロース市場ではカバーやタイミーが上昇した。一方、ジーエヌアイやHENNGEは下落した。値上がり銘柄数244、値下がり銘柄数281と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではクオリプス、セルシードがストップ高。アンビション DX ホールディングス、アズーム、プレイド、ワンキャリア、GMOメディアなど8銘柄は年初来高値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、オルツ、レジル、光フードサービス、タイミーが買われた。
 
一方、ユナイテッド&コレクティブ、サイフューズ、日本ナレッジ、サイバー・バズ、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDRが年初来安値を更新。kubell、HENNGE、Hmcomm、フィスコ、ベースフードが売られた。