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反落スタート、米ハイテク株安で
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、米ハイテク株安で
【寄り付き概況】
 
18日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前週末比383円32銭安の3万8259円59銭。
 
前週末の米国株市場では米長期金利の上昇を嫌気してハイテク株を中心に売りがかさみ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.4%安と急落、これを受けて東京株式市場でも半導体の主力銘柄をはじめ輸出セクターへの売り圧力が強い。
 
日米金利差拡大を背景に外国為替市場で急速にドル安・円高方向に振れていることも、全体相場の下げを助長している。日経平均は3万8000円大台攻防となる可能性が意識され、取引時間中は為替動向や米株価指数先物の値動きなどにも左右されそうだ。
 
日銀の植田和男総裁が18日、名古屋市で開く金融経済懇談会に出席する。市場では「日銀の追加利上げへの警戒が日本株の重荷になっている」との指摘もあった。
 
東証株価指数(TOPIX)も反落している。
 
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が下落している。中外薬や第一三共も売られている。一方、ソニーGやバンナムHDが上昇し、良品計画やニトリHDも買われている。