兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

マザーズ指数は3日ぶり反発、オイシックス、ダブスタがS高
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日ぶり反発、オイシックス、ダブスタがS高

東証マザーズ指数は前日比12.53ポイント高の975.01ポイントと3日ぶり反発した。
東京市場全般が急反発しており、新興市場も連動して反発基調となった。
東証1部市場の上昇を受け、投資家の不安心理が和らいだ。個人投資家を中心にした押し目買いが優勢だった。
 
円相場が前日の取引時間中より円安方向に振れたことも支援材料となり、大引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。指数インパクトの大きいメルカリやサイバーダインといったマザーズ主力級銘柄が軟調であったことから、依然として個人投資家のマインドは改善しておらず、前日の下落分の半値戻しにも至らなかった。
ジャスダック平均やマザーズ指数は東証1部市場に比べて「戻りが鈍い」とされ、反発力の弱さが目立った。市場関係者は「底が固まったとは判断しにくい」と指摘していた。
 
なお、売買代金は概算で977.93億円。騰落数は、値上がり168銘柄、値下がり88銘柄、変わらず6銘柄となった。
 
個別では、オイシックス・ラ・大地、ダブルスタンダード、UUUM、ビープラッツがストップ高。アンジェス、AppBankは一時ストップ高と値を飛ばした。JMC、エクストリーム、ソネット・メディア・ネットワークスなど5銘柄は年初来高値を更新。ビリングシステム、メドピア、Abalance、マーケットエンタープライズ、SOUが買われた。
 
一方、モブキャストホールディングス、バリューデザイン、リファインバース、和心がストップ安。ナレッジスイートは一時ストップ安と急落した。ケアネット、トランスジェニック、フルッタフルッタ、富士山マガジンサービス、夢展望など38銘柄は年初来安値を更新。ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、クラウドワークス、日本ファルコム、アクリート、ユーザベースが売られた。