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反発、リバウンド狙いの買い
【市況】東京株式(寄り付き)=反発、リバウンド狙いの買い
【寄り付き概況】


19日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比135円53銭高の2万3329円33銭。
前日のNYダウが軟調でナスダック指数は小幅ながらプラス圏を確保した。
新型肺炎の影響で米アップルが1〜3月期の売上高が未達となる見通しを発表したことが前日のダウ工業株30種平均を押し下げたが、発表自体はすでに前日の東京株式市場に織り込まれている。
日経平均2万3000円近辺は値ごろ感もあり、押し目買いや空売り筋の買い戻しが優勢となっている。
 
ただ、新型肺炎の感染拡大が続くなか企業業績への影響が引き続き懸念され、上値を積極的に買い進む動きも見込みにくい。米国では半導体関連株が総じて売られており、東京市場でも同関連株の動きが全体の地合いを左右しそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に精密機器、電気機器、海運など。
 
個別では、ソフトバンクG、トヨタ、野村が堅調、SUMCO、アドバンテス、第一生命が上伸し、日産自は8日ぶりに反発した。
半面、三井住友、大和ハウス、ミニストップがさえない。

テクニカル的には、オープンハウス(3288)、日本調剤(3341)、サインポスト(3996)、PCDEPO(7618)が動兆。
 
人気は、クラウドワ(3900)、中京医薬(4558)、ITB(1447)、スガイ化(4120)、日医工(4541)、リアルワールド(3691)、ベース(4481)、田辺三菱(4508)、日アセット(8922)、ギフト(9279)、MTG(7806)、片倉工(3001)、スカラ(4845)、MRT(6034)、日本リーテ(1938)。