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「買戻しって?」
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「買戻しって?」

水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
NYダウは引け際にマイナスに転じNASDAQは大幅続落。
「ハイテク株を売って景気回復の恩恵を受けやすいセクターにシフトする動きが拡大」との解釈。。
マイクロソフト、アップル、アマゾンは2%超の下落。
「金利の反転上昇が重荷」との見方だ。
ISM非製造業総合指数(NMI)は55.3と前月から低下。
市場予想の58.7を下回った。
2月のADP全米雇用レポートは民間部門雇用者数の伸びが11万7000人。
市場予想の17万7000人増に届かなかった。
雇用統計は、非農業部門雇用者数の伸びが18万人と前月の4万9000人から拡大する見通し。
ベージュブックは「国内経済の回復が1月から2月中旬にかけて控えめになった。
雇用水準は2020年に新型コロナのパンデミック(世界的大流行)前に比べ約1000万人下回っている。
期待されていたほど勢いが回復していない」。
2月のユーロ圏の総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.8。
好不況の分かれ目となる50を大きく下回った。
10年債利回りは1.415%。
2年国債利回りは0.142%。
原油先物は2%上昇。
バレル61.28ドル。
ドル円は107円を挟んだ展開。
SKEW指数は140.53。
恐怖と欲望指数は61→58。

火曜のNYダウは121ドル安の31270ドルと続落。
NASDAQは361ポイント安の12997ポイントと続落。
S&P500は50ポイント安の3819ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は23ポイント安の13548ポイントと続落。
SOX指数は3.11%安の2975ポイントと続落。
VIX指数は26.72と上昇。
3市場の売買高は140億株(前日123億株。過去20日平均は149億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比315円安の29275円。
ドル建ては大証比日中比315円安の29275円。
ドル円は106.97円。
10年国債利回りは1.415%。
2年国債利回りは0.142%。

水曜の日経平均は寄り付き74円高。
終値は150円高の29559円と反発。
日足は2日ぶりに陽線。
TOPIXは反発。
東証マザーズ指数は3日ぶりに反落。
日経ジャスダック平均は反発。
東証1部の売買代金は2兆4664億円(前日2兆6132億円)。
30日連続で2兆円超。
値上がり1338銘柄(前日745銘柄)。
値下がり776銘柄(前日1346銘柄)。
新高値35銘柄(前日34銘柄)。
新安値10銘柄(前日4銘柄)。
騰落レシオは106.89(前日107.83)。
NTレシオは15.52倍(前日15.54倍)。
45日連続で15倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(29277円)からは△0.96%。
3日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は27741円。
右肩上がりの200日線(24618円)からは△20.07%(前日△19.68%)。
2日ぶりに△20%超。
右下がりの5日線(29553円)から△0.02%。
4日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.883%(前日▲19.889%)。
買い方▲6.201%(前日▲6.011%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.755%(前日▲5.045%)。
買い方▲18.636%(前日▲16.939%)。
空売り比率40.6%(3日連続で40%超:前日41.2%)。
空売り規制なしの比率7.9%(前日6.3%)。
QUICK調査の2月26日時点の信用評価損率は▲10.02%(前週▲9.69%)。
2週連続で悪化。
2月26日時点の裁定売り残は285億円増の1兆2453億円。
(当限は1兆0195億円)
2週連続で増加。
裁定買い残は799億円増の8413億円。
(当限は7477億円)。
2週連続で増加。
日経VIは23.23と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.24倍(前日22.05倍)。
前期基準では23.46倍。
EPSは1329円(前日1332円)。
225のPBRは1.30倍。
BPSは22737円(前日22797円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.50%(前日4.54%)。
配当利回りは1.63%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.16倍。
前期基準では24.41倍。
PBRは1.37倍。
ドル建て日経平均は276.59(前日275.31)。
東証1部単純平均株価は2円高の2387円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2194円(前日2021円)
東証1部時価総額は713兆円(前日710兆円)。
3日連続で700兆円超。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比315円高の29275円。
高値29765円、安値29270円。
225先物大証夜間取引終値は日中比210円高の29380円。
気学では「変化注意日」。
金曜は「一方に偏傾して動く日。波動につくべし」。
ボリンジャーのプラス1σが30060円。
プラス2σが30842円。
マイナス1σが28494円。
一目均衡の雲の上限が28108円。
79日連続で雲の上。
勝手雲の上限は29973円。
下限が29172円。
2日連続で勝手雲の中。
RSIが50.20(前日50.20)。
RCIが35.44(前日35.44)。
週末に空けたマドは30044円ー29760円。
アノマリー的には「株高の日」。
今年「4勝3敗」の木曜日

《今日のポイント3月4日》

(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
   「ハイテク株を売って景気回復の恩恵を受けやすいセクターにシフトする動きが拡大」との解釈。。
   ドル円は107円を挟んだ展開。
   SKEW指数は140.53。
   恐怖と欲望指数は61→58。

(2)ダウ輸送株指数は23ポイント安の13548ポイントと続落。
   SOX指数は3.11%安の2975ポイントと続落。
   VIX指数は26.72と上昇。
   3市場の売買高は140億株(前日123億株。過去20日平均は149億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比315円安の29275円。

(3)東証1部の売買代金は2兆4664億円(前日2兆6132億円)。
      新高値35銘柄(前日34銘柄)。
      新安値10銘柄(前日4銘柄)。
      騰落レシオは106.89(前日107.83)。
      NTレシオは15.52倍(前日15.54倍)。
      サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)右肩上がりの25日線(29277円)からは△0.96%。
      3日連続で上回った。
      右肩上がりの200日線(24618円)からは△20.07%(前日△19.68%)。
      2日ぶりに△20%超。
      右下がりの5日線(29553円)から△0.02%。
      4日ぶりに上回った。

(5)空売り比率40.6%(3日連続で40%超:前日41.2%)。
      空売り規制なしの比率7.9%(前日6.3%)。
   QUICK調査の2月26日時点の信用評価損率は▲10.02%(前週▲9.69%)。
   2週連続で悪化。
   2月26日時点の裁定売り残は285億円増の1兆2453億円。
   (当限は1兆0195億円)
   2週連続で増加。
   裁定買い残は799億円増の8413億円。
   (当限は7477億円)。
   2週連続で増加。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.883%(前日▲19.889%)。
      買い方▲6.201%(前日▲6.011%)。
      マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.755%(前日▲5.045%)。
      買い方▲18.636%(前日▲16.939%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは22.24倍(前日22.05倍)。
      EPSは1329円(前日1332円)。
      BPSは22737円(前日22797円)。

(8)ドル建て日経平均は276.59(前日275.31)。
      東証1部時価総額は713兆円(前日710兆円)。
      3日連続で700兆円超。

(9)ボリンジャーのプラス1σが30060円。
      プラス2σが30842円。
      マイナス1σが28494円。
      勝手雲の上限は29973円。
      下限が29172円。
      2日連続で勝手雲の中。
      RSIが50.20(前日50.20)。
      RCIが35.44(前日35.44)。
      週末に空けたマドは30044円ー29760円。
      アノマリー的には「株高の日」。
   今年「4勝3敗」の木曜日。

今年の曜日別勝敗(3月3日まで)

月曜6勝2敗
火曜5勝3敗
水曜5勝4敗
木曜4勝3敗
金曜2勝6敗

ハッとさせられた素朴な疑問。
「空売りの買戻しという言葉をよく聞きます。
買い戻した株はどうなるのですか、どこへ行くのですか」の質問。
信用取引など行わないフツーの投資家さんにとっては異質の世界の出来事に違いない。
株は買って売っての行為。
先に売った株をあとから買い戻すというのは確かに理解しにくいものだ。
説明したのは・・・。
「持っていない株を借りた格好で先に売っているのだから、それが空売り。
買い戻した株はその空売りの株として清算される。
だから買い戻した株はそこに充当されて返却されるだけ。
空売りしていて本来持っていなかったところを埋めるだけ。
買い戻された株は新たにどこかへ行くわけではないし、過去に借りていた株を返すだけ。
別の言葉でいうと空きを埋めるだけ」。
数秒考えた後の反応は「ようやく疑問が溶けました」。
追加すれば・・・。
手元に持っていない株式を信用取引などを利用して「借りて売る」のが「空売り」。
株価が下落したところで買い戻せば「利益確定の買戻し」だし上昇したところで買い戻せば「損失確定の買戻し」。
一般的な説明だと株価下落時の利益確定しかないからわかりにくい。
「株価1000円で1000株空売りして株価が800円に値下がりしたときに1000株を買い戻すと・・・。
空売りした売却代金100万円の中から買い戻しの購入代金80万円を支払うことで、差額20万円が手元に残ります」
当初の空売り時点で借りていた株を返すための「買戻し」。
慣れれば大して難しいことではないがややこしいとは間違いない。
「市場関係者は初心者がわからないことがわからない」ということの好例だろう。
何十年も使い続けてきて手足のようになった言葉でも、改めて考えてわかりやすく翻訳して話すことが必要だ。
理解不能なのは「アルゴ売買」とか「アンワインド」、「堅調軟調」などだけではない。

◇━━━ カタリスト━━━◇

テクノプロ(6028)・・・動兆

テクノプロに注目する。
同社は国内最大級の技術系人材サービスグループの持株会社。
ITインフラやソフト開発・保守は堅調。
業績は復調で一転営業増益。配当性向5割方針。

(兜町カタリスト櫻井)