兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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「急落」
「急落」

「急落」

3連休明け火曜のNY株式市場で主要3指数は大幅下落。
ゴールドマン・サックスの決算が振るわず金融株の下落をけん引。
国債利回りの上昇を受けてハイテク株が売られた。
ゴールドマン・サックスの第4四半期決算は利益が約13%減少。
市場予想を下回った。
これを受け株価は一時8%超下落。
NASDAQ総合の下落率は2%超。
昨年11月19日高値から約9.7%下落。
調整局面入りとなる10%下落に迫った。
200日移動平均線を割り込んだのは2020年4月以来。
ゲームソフト開発のアクティビジョン・ブリザードは約26%急伸。
マイクロソフトが687億ドルで買収すると発表したことが材料。
一方でマイクロソフトは2.4%安。
ニューヨーク連銀製造業業況指数はマイナス0.7。
昨年12月の31.9から32.6ポイント低下した。
マイナスは2020年6月以来。
市場予想は25.0だった。
6カ月先の業況指数は1.3ポイント低下の35.1。
一方、設備投資は2ポイント上昇の39.7と数年ぶりの高水準。
1月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は前月から1ポイント下がって83。
21年12月までは4カ月連続で上昇していた。
10年国債利回りは1.875%。
2020年1月以来の高水準を記録した。
2年国債利回りは1.046%。
2年債利回りが1%を突破したのは2020年2月以来。
FF金利先物市場は3月の利上げと年内の3回の利上げを完全に織り込んでいる。
3月の利上げ幅が5%なる可能性も6.6%と小さいながら織り込み始めた。
ZEW景気期待指数は51.7。
前月の29.9から急上昇し6カ月ぶりの高水準。
ドル円は114円台後半。
WTI原油2月物は1.61ドル(1.9%)高の85.43ドル。
14年10月以来7年3か月ぶりの高値水準。
SKEW指数は135.73→133.13→133.85→129.72。
恐怖と欲望指数は57→52。

3連休明け火曜のNYダウは543ドル(1.51%)安の35368ドルと3日続落。
高値35661ドル、安値35262ドル。
NASDAQは386ポイント(2.60%)安の14506ポイントと反落。
高値14740ポイント、安値14482ポイント。
S&P500は85ポイント(1.83%)安の4577ポイントと反落。
高値は4632イント、安値は4568ポイント。
ダウ輸送株指数は247イント(1.56%)安の15657ポイントと続落。
SOX指数は4.44%安の3727ポイントと反落。
VIX指数は22.79と上昇。
3市場の売買高は119億株(前日107.4億株、過去20日平均は100億株)。
225先物CME円建ては大証日中比245円安の28005円。
ドル建ては大証日中比215円安の28035円。
ドル円は114.62円。
10年国債利回りは1.875%。
2年国債利回りは1.046%。

「身構える水曜日」

火曜の日経平均は寄り付き118円高。
終値は76円(▲0.27%)安の28257円と反落。
300円超高があって200円超安もあった。
日中値幅は561円。
SQ値28266.57円は下回って1勝2敗。
日足は2日ぶりに陰線。
TOPIXは0.42%安と反落。
東証マザーズ指数は0.66%高と4日ぶりに反発。
日経ジャスダック平均は0.38%安と4日続落。
東証1部の売買代金は2兆8125億円(前日2兆3179億円)。
値上がり538銘柄(前日962銘柄)。
値下がり1557柄(前日1120銘柄)。
新高値16銘柄(前日29銘柄)。
新安値144銘柄(前日124銘柄)。
騰落レシオは89.01(前日90.36)。
NTレシオは14.28倍(前日14.26倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
下向きの25日線(28616円)からは▲1.26%(前日▲1.05%)。
4日連続で下回った。
下向きの75日線は28797円。
8日連続で下回った。
下向きの200日線(28781円)からは▲1.83%(前日▲1.56%)。
8日連続で上回った。
上向きの5日線(28393円)から▲0.48%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.943%(前日▲13.134%)。
買い方▲11.033% (前日▲10.807%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△7.284%(前日△10.283%)。
20年3月13日が△14.653%だった。
買い方▲32.457% (前日▲32.899%)。
1月14日が▲31.314%。
20年3月19日が▲48.775%だった。
空売り比率は45.1%(前日42.9%、4日連続で40%超)。
昨年10月28日が54.2%、20年3月6日が52.1%だった。
空売り規制なしの比率は8.8%(前日7.1%)。
19年3月8日が14.6%だった。
1月14時点の信用売り残は65億円増の6854億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は751億円増の3兆4398億円。
2週連続で増加。
信用倍率は5.02倍(前週4.96倍)。
2週ぶりに5倍台。
日経VIは21.74(前日21.26)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.90倍(前日13.96倍)。
3日連続で13倍台。
前期基準では18.86倍。
EPSは2032円(前日2029円)。
225のPBRは1.27倍。
BPSは22249円(前日22135円)
日経平均の益回りは7.19%。
10年国債利回りは0.145%。
東証1部全銘柄だと予想PERは15.13倍。
前期基準では20.84倍。
PBRは1.28倍。
東証1部単純平均株価は9円安の2296.66円。
昨年5月13日の21年安値2296.72円を下回った。
20年12月22日2292.20円以来の安値水準。
東証1部売買単価は2293円(前日2327円)。
東証1部時価総額は728兆円(前日731兆円)。
ドル建て日経平均は246.04(前日247.52)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円安の28005円。
高値28725円、安値27935円。
大証先物夜間取引終値は日中比250円安の28000円。
気学では「前日来の足取りに変化を見せる日」。
木曜は「戻り売りの日。高値のみ見計り売り方針良し」。
金曜は「戻り売り方針の日」。
ボリンジャーのマイナス1σが28280円。
マイナス2σが27945円。
マイナス3σが27609円。
一目均衡の雲の上限が28854円。
下限が28617円。
4日連続で雲の下。
勝手雲の上限は28895円。
下限が28640円。
3日連続で勝手雲の下。
RSIが43.26(前日43.94)。
RCIが11.81(前日16.48)。
1月14日→2月4日水星逆行。
アノマリー的には「リーマンショック以降は株安の日」。

《今日のポイント1月19日》

(1)3連休明け火曜のNY株式市場で主要3指数は大幅下落。
   10年国債利回りは1.875%。
   2年国債利回りは1.046%。
   ドル円は114円台後半。
   SKEW指数は135.73→133.13→133.85→129.72。
   恐怖と欲望指数は57→52。
   
(2)ダウ輸送株指数は247イント(1.56%)安の15657ポイントと続落。
   SOX指数は4.44%安の3727ポイントと反落。
   VIX指数は22.79と上昇。
   3市場の売買高は119億株(前日107.4億株、過去20日平均は100億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比245円安の28005円。

(3)東証1部の売買代金は2兆8125億円(前日2兆3179億円)。
   新高値16銘柄(前日29銘柄)。
   新安値144銘柄(前日124銘柄)。
   騰落レシオは89.01(前日90.36)。
   NTレシオは14.28倍(前日14.26倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)下向きの25日線(28616円)からは▲1.26%(前日▲1.05%)。
   4日連続で下回った。
   下向きの75日線は28797円。
   8日連続で下回った。
   下向きの200日線(28781円)からは▲1.83%(前日▲1.56%)。
   8日連続で上回った。
   上向きの5日線(28393円)から▲0.48%。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.943%(前日▲13.134%)。
   買い方▲11.033% (前日▲10.807%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△7.284%(前日△10.283%)。
   20年3月13日が△14.653%だった。
   買い方▲32.457% (前日▲32.899%)。
   1月14日が▲31.314%。
   20年3月19日が▲48.775%だった。

(6)空売り比率は45.1%(前日42.9%、4日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は8.8%(前日7.1%)。
   19年3月8日が14.6%だった。
   1月14時点の信用売り残は65億円増の6854億円。
   2週連続で増加。
   同信用買い残は751億円増の3兆4398億円。
   2週連続で増加。
   信用倍率は5.02倍(前週4.96倍)。
   2週ぶりに5倍台。
   日経VIは21.74(前日21.26)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.88倍(前日14.08倍)。
   EPSは2026円(前日2023円)。
   BPSは22145円(前日22084円)
   日経平均の益回りは7.20%。
   10年国債利回りは0.145%。

(8)東証1部単純平均株価は9円安の2296.66円。
   昨年5月13日の21年安値2296.72円を下回った。
   20年12月22日2292.20円以来の安値水準。
   東証1部時価総額は728兆円(前日731兆円)。
   ドル建て日経平均は246.04(前日247.52)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが28280円。
   マイナス2σが27945円。
   マイナス3σが27609円。
   一目均衡の雲の上限が28854円。
   下限が28617円。
   4日連続で雲の下。
   勝手雲の上限は28895円。
   下限が28640円。
   3日連続で勝手雲の下。
   RSIが43.26(前日43.94)。
   RCIが11.81(前日16.48)。
   1月14日→2月4日水星逆行。
   アノマリー的には「リーマンショック以降は株安の日」。

今年の曜日別勝敗(1月18日まで)

月曜1勝0敗
火曜1勝2敗
水曜2勝0敗
木曜0勝2敗
金曜0勝2敗

オンラインでの「ダヴォス・アジェンダ」での岸田首相。
「日本経済の弱点と言われている分野の克服に国民の挑戦と投資を集中的に引き出す」。
弱点は気候変動やデジタルなどと解説されている。
そして「資本主義の進化の実例を示す」とも。
「官民の連帯感、持ち前の団結力」というのにはたぶん説得力はある。
もはや第二次世界大戦やエコノミックアニマル時代など記憶している向きも少なかろう。
外面的には良い。

それにしても・・・。
日本の大企業のDX推進のボトルネックが40代中心のミドルとの調査結果。
「DXに関わりたくない」40代は38%もいるという。
またDXについて十分に準備している中間管理職は37%。
米国75%、ドイツ61%にははるかに劣後している。
指摘は「欧米企業はトップダウン、日本企業はボトムアップ」。
確かにこのボトムアップ方式が日本企業の成長を阻んでいると指摘する経営者も多い。
出来ることしかやらないから成長は遅い。
トップダウンの指示で大きな目標を掲げられないから成長しない。
合意の形成に時間をかけるくらいなら、その時間はほぼ無駄な気がする。
「会議が踊って何も決まらない」ことは多かった。
会議なんてなくしてその時間で外や前を向けばいいだけのこと。
そして必要なのはやはり成功体験になる。
サラリーマンという社畜にはこれがなかなか理解できないようだ。

大和証券のリポートは「機関投資家などによるプレッシャーなどから親子上場解消は続こう」。
今後親子上場が解消される可能性がある親会社、子会社ともにTOPIX500採用企業の銘柄をスクリーニング。

子会社        親会社
コード 銘柄略称   コード 銘柄略称
2651  ローソン       8058  三菱商
3092  ZOZO       9984  ソフトバンクG
3141  ウエルシアHD        8267  イオン
3769  GMOPG       9449  GMO
4091  日本酸素       4188  三菱ケミHD
4151  協和キリン        2503  キリンHD
4506  大日住薬       4005  住友化
4739  CTC         8001  伊藤忠
6305  日立建         6501  日 立
7181  かんぽ         6178  日本郵政
7182  ゆうちょ       6178  日本郵政
7205  日野自         7203  トヨタ
8060  キヤノンMJ         7751  キヤノン
8283  PALTAC         7459  メディパル
8410  セブン銀行       3382  7&I-HD
8570  イオンFS       8267  イオン
8572  アコム         8306  三菱UFJ
8905  イオンモール         8267  イオン
9434  ソフトバンク        9984  ソフトバンクG
9613  NTTデータ        9432  NTT
9719  SCSK       8053  住友商

※子会社の時価総額が300億円以上

バイオ関連団体合同新春セミナーにおける岸田総理ビデオメッセージ(1月12日)

バイオテクノロジーは、現在、経済社会の隅々に至るまで、革新的なイノベーションをもたらしつつあります。
世界で今なお猛威を振るう新型コロナウイルスへの対応では、最先端のバイオ技術によって、
これまで10年近くかかっていたワクチン開発が、わずか1年足らずで実現しました。
さらに、バイオ医薬品の発展は、患者一人一人に合わせた治療や難病対策を可能とするなど、
新しい時代を拓(ひら)こうとしています。
今回の補正予算では、経済安全保障の確保も視野に、国産ワクチン・バイオ医薬品の開発・製造に、
政府として、5,000億円規模の大胆な投資を行います。
バイオ産業は、今、大変革期に突入しています。
微生物を使ってものづくりを行う技術の飛躍的な進歩によって、医薬品のみならず、
素材、食品、繊維、エネルギーなど、あらゆる分野の製品が、
バイオ技術によって生み出される時代となりました。
岸田内閣は、科学技術によるイノベーションを、成長戦略の第一の柱に掲げておりますが、
バイオこそ、これからの時代の、あらゆる産業の基盤、そして経済成長の起爆剤であります。
バイオ技術は、世界的な課題である地球温暖化対策においても、大きな切り札となるものです。
今、新たに、大気中のCO2を原料とする微生物の活用が、世界的に注目を集めています。
革新的なバイオ技術によって、CO2を単に減らすだけの時代から、資源として活用する時代へと、
コペルニクス的な転換が世界で生まれようとしています。
カーボンニュートラルに向けた気候変動対策として、バイオ技術は大きな柱の一つとなると考えております。
さらに、バイオものづくりのイノベーションは、資源不足や食糧問題、海洋汚染など、
あらゆる制約要因、ピンチを、チャンスへと変え、次なる時代の成長軌道を作り出すことを可能とします。
バイオ技術こそ、新しい資本主義を拓く鍵である。そう確信しております。
そして、こうしたバイオの新たな未来を切り拓く。その主役は皆様です。
本日の新春セミナーには、多くのバイオ関連企業やアカデミアの方々がおられます。
皆様が、世界に先駆けて、先進的な研究開発や積極的な投資を力強く進めていく。
そのことが、時代を拓く原動力となります。
政府として、そうした皆様のチャレンジを力強く後押ししていく考えです。
そのことを最後にお約束申し上げ、バイオ産業の一層の発展、そして、皆様の御健勝と御活躍を祈念して、
私の挨拶とさせていただきます。
本年が皆様にとって、素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。


◇━━━ カタリスト━━━◇

デイアイシスエム(4421)・・・動兆

通信や金融、官公庁向けシステム開発・運用のSI事業が中核。
静岡のシステム開発受託企業買収。
熟練エンジニアとの交流で技術力向上図る。
22年4月新卒採用予定は60人程度とコロナ前水準に復帰。
業績堅調。


(兜町カタリスト櫻井)