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日経ジャスダック平均は反発も様子見ムード
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発も様子見ムード
 

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比7円89銭高い3940円60銭だった。
日経ジャスダック平均は続落してスタートしたが、直後に切り返してプラス圏に浮上、その後はもみ合いながらもじり高基調となった。今晩の米CPIの発表を前に、東京市場全体では様子見ムードが強く、ジャスダック市場も買い一巡後は上値の重い展開が続いた。
フェローテクやシキノHT、出前館が上昇した。半面、シンバイオやマクドナルド、大塚家具は下落した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で667億円、売買高は7785万株だった。
値上がり銘柄数は283、値下がり銘柄数は314となった。
 
ジャスダック市場にきょう新規上場したテンダは13時9分に公開価格の2倍にあたる6500円で初値を付けた。終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)である5500円だった。
 
個別では、エージーピーが一時ストップ高と値を飛ばした。美樹工業、太洋基礎工業、第一建設工業、B−R サーティワンアイスクリーム、ソフトフロントホールディングスなど19銘柄は年初来高値を更新。内外テック、ジェイエスエス、平山ホールディングス、エヌエフホールディングス、NFKホールディングスが買われた。
 
一方、テンダがストップ安。ユニリタ、エイジス、日本アンテナ、NFCホールディングス、マツモトは年初来安値を更新。山大、太洋工業、テーオーホールディングス、シンバイオ製薬、倉元製作所が売られた。