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マザーズ指数は反発、クラウド関連銘柄に注目
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は反発、クラウド関連銘柄に注目

東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比6.31ポイント(0.51%)高の1242.23だった。全体相場の方向感を決定づける材料に欠けるなか、直近に新規株式公開(IPO)した銘柄に個人投資家から買いが集まった。直近IPO銘柄の値上がりで投資余力が高まり、他のマザーズ銘柄にも買いが波及した。
国内では、横須賀市がDXや電子契約の実験としてGMO-GSのクラウド型電子契約サービスを試験的に導入との記事を日本経済新聞社が報じている。このことから、弁護士ドットコムやフリーなどクラウド関連銘柄が注目され相場を下支えしている。一方で、メルカリやアンジェス、Sansanは下落した。
値上がり銘柄数は167、値下がり銘柄数は161となった。
 
個別ではオークファン、プレイド、ヤプリ、Sansan、レントラックスなど7銘柄が昨年来高値を更新。トゥエンティーフォーセブン、カイオム・バイオサイエンス、グッドパッチ、PKSHA Technology、バルミューダが買われた。
 
一方、エヌ・ピー・シー、ウィルズ、ベガコーポレーション、グッドスピード、オンデックが売られた。