米政府機関閉鎖で、今週はドル高期待薄か

【為替】米政府機関閉鎖で、今週はドル高期待薄か

[概況]

先週末19日のNY株式市場は3市場とも反発したが、ドルは米政府機関閉鎖への不安から続落（-33.5銭）して引けた。
そして20日に政府機関の一部閉鎖が決まり、今週はこの米政府機関閉鎖がいつ解消に向かうのかに注目し、それまでドルは買われにくいと考えている。
 
今週の米経済指標は24日（水）MBA住宅ローン申請件数、11月中古住宅価格指数、12月中古住宅販売件数、25日（木）新規失業保険申請件数、12月新築住宅販売件数、12月景気先行指数、26日（金）第4四半期GDP速報値、12月耐久財受注などが予定されている。
また日本では22〜23日の日銀金融政策決定会合で金融政策が発表され、25日（木）にはECB理事会が開催されてドラギ総裁が金融正常化（緩和縮小から利上げ）に向けて何らかの発言が出るのかどうかに注目が集まっている。
 
今週はユーロに注目し、25日（木）のECB理事会で金融正常化に前向きな発言が出る様ならユーロ高が期待出来るのではないかと考えている。



[提供：カネツFX証券株式会社]