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日経ジャスダック平均は22円安と続落、運用リスク回避の動き広がる
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は22円安と続落、運用リスク回避の動き広がる
 
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比22円95銭安の3690円84銭だった。7月5日に年初来安値を付けた以来の安値水準となる。
前日の米株安を受け個人投資家の間に運用リスクを回避しようとする動きが広がった。
中国商務次官が貿易協議のため訪米すると伝わり下げ渋る場面もあったが、午後に入ると再びじりじりと値を下げた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で589億円、売買高は1億411万株。
値上がり銘柄数は186、値下がり銘柄数は453となった。 
 
個別では、山陽百貨店がストップ安。アクシーズ、安江工務店、燦キャピタルマネージメント、柿安本店など95銘柄は年初来安値を更新した。
ハーモニック、セキュアヴェイル、グリムス、内外テック、ジェイホールディングスは売られた。 

半面、第三者割当増資を発表したシーズメンが財務の健全化を期待した買いでストップ高、19年7月からの「SIMロック」解除を受け日本テレホンもストップ高となった。フューチャーベンチャーキャピタルもストップ高。エキサイト、ナガオカは一時ストップ高と値を飛ばした。
市進ホールディングス、テリロジー、ホロン、スターツ出版など6銘柄は年初来高値を更新した。
大塚家具、平山ホールディングス、サンユー建設、ジャストプランニングは買われた。