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値下がり優勢、ドル安・円高に振れ重し
【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、ドル安・円高に振れ重し

 
東証スタンダード市場は、前日の米国株が利上げ幅縮小への期待感から上昇した流れを受け買いが入ったが、為替相場がドル安・円高に振れたことが輸出関連株を中心に日本株には重しとなった。スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億7163万株。値上がり銘柄数518、値下がり銘柄数643と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、高見沢サイバネティックスが一時ストップ高と値を飛ばした。田中建設工業、クオンタムソリューションズ、タウンニュース社、まんだらけ、イオン九州など29銘柄は年初来高値を更新。東洋合成工業、ファブリカコミュニケーションズ、フライトホールディングス、アースインフィニティ、テクノスマートが買われた。
 
 一方、弘電社、北日本紡績、ゼネテック、東洋ドライルーブ、KVKなど10銘柄が年初来安値を更新。イクヨ、ケイブ、グリーンズ、いい生活、フジタコーポレーションが売られた。