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マザーズ指数は続落、利益確定売り ?
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は続落、利益確定売り ?
東証マザーズ指数は続落し、終値は前週末比35.81ポイント安の1198.83だった。
午前には一時、下落率が4%を超える場面があった。
 
国内政治情勢の先行き不透明感が投資家心理を圧迫した。安倍内閣の急激な支持率低下を受けて、「当面の利益を確保する手じまい売りが増えた」という。
米国の貿易政策や政権人事など「外部環境面の不透明要素も山積している」とされ、投資意欲は前向きになりにくい状況にあった。
株価指数への影響が大きいミクシィやそーせいといった時価総額上位の銘柄の下げが目立った。
フェイスNWやJテック・Cといった直近の新規株式公開(IPO)銘柄にも売りが広がった。値上がり銘柄数は37、値下がり銘柄数は206となった。
 
個別では、マネーフォワードが一時ストップ安と急落した。フェイスネットワーク、農業総合研究所、モルフォ、シリコンスタジオ、フリークアウト・ホールディングスなど8銘柄は昨年来安値を更新。メドピア、オロ、テックポイント・インク、ASJ、イグニスがられた。
 
一方、ディー・ディー・エスがストップ高。富士山マガジンサービス、ロードスターキャピタル、SHIFT、ユーザベース、マネーフォワードなど7銘柄は昨年来高値を更新。神戸天然物化学、エニグモ、エリアリンク、ソレイジア・ファーマ、リネットジャパングループが買われた。