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日経ジャスダック平均は反発、幕間つなぎの物色か
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発、幕間つなぎの物色か
 

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比18円76銭高い3956円39銭だった。大引けまでじり高基調が続き、終日堅調な展開となった。週後半にかけて、FOMCやパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を控えているなか、本日の東証1部では買い一巡後はこう着感の強い展開となり、幕間つなぎの物色が新興市場に向かった。米長期金利が落ち着きを見せていることで、グロース(成長)株が主体のマザーズ市場中心の展開だったが、個人投資家心理の改善からジャスダック市場にも買い気が波及したようだ。
メイコーやフェローテク、テンダが上昇した。半面、シンバイオやマクドナルド、グロームHDは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で552億円、売買高は6500万株だった。値上がり銘柄数は327、値下がり銘柄数は274となった。
 
個別では、大阪油化工業がストップ高。プリントネットは一時ストップ高と値を飛ばした。美樹工業、オーテック、シイエム・シイ、フジコー、システムズ・デザインなど20銘柄は年初来高値を更新。Speee、フォーサイド、メイコー、ULSグループ、Nexus Bankが買われた。
 
一方、グローム・ホールディングスが一時ストップ安と急落した。エムケイシステム、ブロードバンドセキュリティ、OSGコーポレーション、日本アンテナ、ハンズマンは年初来安値を更新。MICS化学、アピリッツ、テイン、オービス、博展が売られた。