兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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世界株高の流れで堅調か
【オープニングコメント】
世界株高の流れで堅調か

4日の日経平均株価は続伸後、上値を試す場面もありそう。
日経平均株価予想レンジは、2万2700円−2万3000円。
米国株は上昇。NYダウ平均は527ドル高の26269ドルで取引を終えた。5月ADP民間部門雇用者数や5月ISM非製造業PMIなどの経済指標に改善が見られたことが好感され、値幅を伴った上げとなった。
足元で堅調な地合いが続くなか、欧米株式が上昇した動きなども追い風に、買い先行のスタートとなろう。テクニカル面では過熱感が拭えないものの上値指向は強く、空売り筋の買い戻しを誘発して日経平均は2万3000円大台を視界に捉える展開が想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比185円高の2万2915円だった。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(3日終値は108円74−75銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の前半(同121円95−99銭)と円安方向に振れている。
 
日程面では、きょうは5月の輸入車販売、30年物国債の入札など。海外では4月の豪小売売上高、4月の豪貿易収支、4月のユーロ圏小売売上高、ECB理事会の結果及びラガルドECB総裁の記者会見。4月の米貿易収支など。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■燦キャピタルマネージメント<2134>
REBGLO社が企画・開発し、フォーアールエナジー社が日産自動車から二次利用のために回収した電気自動車「日産リーフ」の再生バッテリーを活用した可搬型蓄電池「どこでも denchi」及びその他蓄電池などの製品の製造・販売事業に関する覚書を締結。
 
■FRONTEO<2158>
共和薬品と認知症診断を支援するAIを活用した新規医療機器の開発・販売で提携。
 
■ティーライフ<3172>
8-4月期(3Q累計)経常が67%増益で着地・2-4月期も2.4倍増益。
 
■オンコリスバイオファーマ<4588>
がんウイルス療法テロメライシンについて、米国食品医薬品局(FDA)から食道がんに対するオーファンドラッグ(希少疾患治療薬)指定の通知を受領。
 
■ウチダエスコ<4699>
8-4月期(3Q累計)経常は2.8倍増益・通期計画を超過。
 
■内田洋行<8057>
今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■藤久<9966>
今期経常を一転黒字に上方修正。
 
■スカラ <4845>
ミャンマーで遠隔医療サービスを展開するMyanCareに出資。
 
■スカパーJSATホールディングス<9412>
前期経常を4%上方修正。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】

4(木)
【国内】
《決算発表》
積水ハウス、ピジョン、空港ビル、アインHD、ファーマフーズ、泉州電、モロゾフ、日ハウスHD
 
【海外】
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
米4月貿易収支(21:30)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。