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値下がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は利益確定売りなどが出て、上値の重い展開となった。
グロースCore、東証マザーズ指数は軟調。東証マザーズ指数の終値は前日比0.95ポイント(0.12%)安い777.28だった。マザーズ指数が前日まで連騰するなど「最近は強めの展開が続き、少し過熱感も出ていた」という。朝方こそ最近の好地合いを受けた買いが入ったが、その後は利益確定売りなどが出て上値を抑えた。
一方、好材料が出た銘柄を拾う動きはこの日も見られた。買い一巡後は値を消すなど、相変わらず資金の逃げ足は速かったが、個人の運用意欲が消えていないことがうかがわれた。
 
マイクロ波化が軟調で、セルシード、プログリット、メドレックスは反落した。弁護士コムは続落。半面、ELEMENTSが続伸し、pluszeroはストップ高。ブライトパスが締まり、EDPも値を上げた。値上がり銘柄数225、値下がり銘柄数261と、値下がりが優勢だった。
 
グロース市場にきょう新規上場したテクノロジーズは買い注文が優勢で、売買は成立しなかった。気配値を公開価格(1000円)の2.3倍にあたる2300円に切り上げた。
 
個別ではベースフード、エコモット、pluszero、AIAIグループ、セレンディップ・ホールディングスがストップ高。メドレックス、グッピーズ、tripla、オープンワーク、ELEMENTSなど14銘柄は昨年来高値を更新。サンクゼール、ウェルプレイド・ライゼスト、ジャパンワランティサポート、バルテス、クリングルファーマが買われた。
 
 一方、グランディーズが昨年来安値を更新。セルシード、Macbee Planet、サイバートラスト、シャノン、弁護士ドットコムが売られた。