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小動き、売り買い交錯。手掛かり難で模様眺め
【市況】東京株式(寄り付き)=小動き、売り買い交錯。手掛かり難で模様眺め
【寄り付き概況】

16日の日経平均株価は前日比6円29銭高の2万3721円17銭で寄り付いた。

15日の米国株式はキング牧師生誕日の祝日で休場だった。
手掛かり材料に乏しいことで模様眺め気分が強く、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前日の終値近辺で小幅な値動きとなっている。
対ドルでの円高止まりは重しながら、Globex(シカゴ先物取引システム)で時間外のNYダウ先物が上昇し、支えとなっている。
 
前場に全体指数が下落した場合は日銀のETF買いや機関投資家などの押し目買いが予想され、下値に対する抵抗力も発揮しそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種前後が高く、値上がり上位に水産、食料品、医薬品。一方、値下がりで目立つのは鉄鋼、海運、紙パルプなど。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友、みずほFG、野村が買われソフトバンクGが小高く、NTTも堅調で、ファーストリテ、トヨタ、日産自が値を上げ、ソニー、ファナックは買い優勢となっている。
半面、KDDIが甘く、楽天は軟調。コマツ、伊藤忠、丸紅、新日鉄住、神戸鋼が値、三井不は下落。東宝が大幅安となっている。


225先物は、アムロ・ソジェン・SBI・ナティクス・日興・クレディが買い越し。
シティ・GS・JP・大和・ドイツ・メリル・UBSが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・三菱・アムロ・シティ・クレディが買い越し。
野村・ドイツ・GS・JPが売り越し。
 

テクニカル的には,協和エクシオ(1951)、M&A(2127)、パソナ(2168)、ワールド(2429)、北の達人(2930)、ニッケ(3201)、プレサンス(3254)、メディアドゥ(3678)、テイカ(4027)、KHネオケム(4189)、ダイト(4577)、インソース(6200)、エレコム(6750)、池上通(6771)、小野測器(6858)、ヘリオステク(6927)、日セラ(6929)、山一電(6941)、コンコルディア(7186)、エスケイ(7608)、長野計器(7715)、スノーピーク(7816)、萩原工(7856)、スクロール(8005)、島忠(8184)、PALTAC(8283)、イーレックス(9517)、吉野家(9861)、イノテック(9880)が動兆。