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日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、主力銘柄が買われる
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、主力銘柄が買われる
 

日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比15円54銭高い3628円83銭だった。
米国市場が上昇した流れを引き継ぎジャスダック「平均は反発してスタートした。寄り付き後は、時価総額上位の出前館が乱高下したことを受けて、ジャスダック平均は一時、マイナスに転じる場面もあった。しかし、時価総額上位のワークマンやハーモニックなどの主力銘柄が買われたほか、実質的な増配を発表したNo.1に買いが入った。BBタワーやナカニシ、リバーエレが上昇し相場を下支えしたことから再びプラスに転じ、本日の高値付近で取引を終了した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で746億円、売買高は1億263万株だった。値上がり銘柄数は363、値下がり銘柄数は232となった。
 
ジャスダック市場に新規上場したEインフィニは上場2日目のきょう13時49分に公募・売り出し価格(公開価格、1970円)の5.3倍にあたる1万410円で初値をつけた。終値は9990円だった。
 
個別では、ウェッジホールディングス、ストリームメディアコーポレーション、東京貴宝がストップ高。出前館、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、No.1、ハーモニック・ドライブ・システムズ、アバールデータなど9銘柄は年初来高値を更新。ソフィアホールディングス、ブロードバンドセキュリティ、ビーイング、ニューテック、テラが買われた。
 
 一方、佐渡汽船が年初来安値を更新。買取王国、テイツー、テーオーホールディングス、エムティジェネックス、ディ・アイ・システムが売られた。