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外部要因の変化次第では、波乱展開も想定される

外部要因の変化次第では、波乱展開も想定される

明日(15日)の東京株式市場は、きょう日経平均株価が急反発したものの、株価指数先物主導で、前日の売りポジションを解消するための買い戻しが膨らんだだけとの見方が多く、外部要因の変化次第では、波乱展開も想定される。
お盆休みで薄商いが予想され、値動きが極端になる可能性もある。
 
昨日13日の下げは埋めたが、その前の10日には300円下げており、この二日間の下げを埋めて2万2500円近辺まで戻せるかがあすの注目点。
 
きょうの上昇で一目均衡表では雲の上に再浮上しており、5日線も上回った。2万2500円付近には13週線(2万2458円、8/14時点、以下同じ)75日線(2万2482円)、25日線(2万2499円)など節目も多く、下を試した後にこれらの水準をまとめて上回れば、上昇加速も期待できる。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
 
22736.33  ボリンジャー:+1σ(26週)
22729.37  ボリンジャー:+1σ(13週)
22499.89  25日移動平均線
22482.64  75日移動平均線
22458.86  13週移動平均線
22402.84  6日移動平均線
22390.59  200日移動平均線
 
22356.08  ★日経平均株価14日終値
 
22346.79  均衡表基準線(日足)
22325.97  均衡表転換線(日足)
22260.69  ボリンジャー:-1σ(25日)
22256.67  均衡表雲上限(日足)
22206.14  均衡表転換線(週足)
22188.36  ボリンジャー:-1σ(13週)
22169.06  26週移動平均線
22112.09  均衡表雲上限(週足)
22073.50  均衡表雲下限(日足)
22021.49  ボリンジャー:-2σ(25日)
21917.85  ボリンジャー:-2σ(13週)
21782.30  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
 
日経平均は下降中の5日線をやや上回ったほか、75日線が再び上向きに転じ、25日線は上昇を維持した。明日以降は200日線回復が焦点となろう。
一目均衡表では、雲下限にあった日々線が雲上限を突破。基準線が上向いているほか、遅行線は株価の上方に位置して投資余力の回復を示している。
ボリンジャーバンドでは、日々線が-1σ付近まで上昇し、底割れ局面からの回復を示している。
 
【信用規制・解除】
(14日大引け後 発表分)
○やまねメディ <2144> [JQG]
東証と日証金が15日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。