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軟調地合いが継続
【市況】東京株式(後場寄り付き)=軟調地合いが継続
【後場寄り付き概況】

25日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比137円61銭安の2万2140円51銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、7.25ポイント安の1762.50で始まった。
 
前日の米国株安を受けて下落した前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調地合いが続いている。
外国為替市場では、1ドル=108円90銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、日本電産、キヤノン、東エレクが売られ、コマツ、ファナックが軟化。武田が急落し、三菱UFJ、三井住友が反落。ソフトバンクGは値を下げ、野村、第一生命がさえない。昭和電工、東海カは大幅安となっている。
半面、JTが強含み、NTT、KDDIが買われた。三菱商が小幅高で、エーザイ、大塚HDが値を上げた。トヨタ、ホンダは小幅続伸し、日立ハイテクが大幅高となった。
 
日経平均は75日線をキープできず、5日線を下回ってきており、手掛けづらくさせているだろう。日本電産<6594>の決算反応も厳しいほか、前日に記録的な初値を付けたHEROZ<4382>のストップ安についても、センチメントを悪化させているだろう。
ただ、外勢の需給が買い越しに転換するなか、下げづらい相場展開が意識されてくるだろう。

ランチバスケットは16件、402.56億円、10億売り越し。