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大幅反発、米株高や円安を好感
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅反発、米株高や円安を好感
【寄り付き概況】

18日の寄り付きの日経平均株価は前日比210円高の2万4078円、米国株高や円安を好感した買いから、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに大きく反発して始まった。
日経平均は取引開始直後から心理的な節目とされる2万4000円台を上回っている。
 
前日の米国株市場でNYダウが322ドル高と急伸、初の2万6000ドル台に乗せたほかナスダック指数やS&P500指数なども揃って過去最高値を更新したことで、リスクを取る動きが東京株式市場にも波及している。

足もと外国為替市場で1ドル=111円台前半の推移と円安傾向にあることも主力株中心に追い風材料となっている。
米国市場ではインテルなど半導体関連が買われており、この物色の流れが東京市場にも波及するかどうかが注目される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面高で値上がり上位に石油、その他金融、海運、電気機器、証券など。
 
財務省が18日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、海外投資家は1月7〜13日に日本株を5000億円近く買い越した。海外勢の買いが続いていることも安心感につながっている。
 
個別では、東エレクや信越化、アドテストといった半導体関連が買われている。TDKも高い。好業績が伝わった東ソーや新製品を発表した任天堂が上げた。トヨタ、日産自、ホンダが買われ、ソフトバンクG、ファーストリテの値がさ株も買われている。
半面、NTTは軟調。7&iHD、リコーが売られ、ファナックは下落している。エーザイや参天薬も下げている。
 
 
225先物は、バークレイス・SBI・ナティクス・クレディ・シティ・ソジェンが買い越し。
メリル・モルスタ・UBS・パリバ・大和・野村・JPが売り越し。
TOPIX先物はシティ・ソジェン・みずほ・ドイツ・UBSが買い越し。
メリル・モルスタ・JPが売り越し。
 
テクニカル的には、シミック(2309)、ヨシムラ(2884)、ソリトン(3040)、あい(3076)、GMOPG(3769)、ライオン(4912)、星光(4963)、ノリタケ(5331)、三浦工(6005)、津田駒(6217)、タカキタ(6325)、アマノ(6436)、三菱電(6503)、キャリアデ(6538)、鈴木(6785)、ヒロセ電(6806)、日置電(6866)、オプテックス(6914)、全国保証(7164)、アズワン(7476)、アーク(7873)、三愛石(8097)、インテリックス(8940)、阪急(9042)、光通信(9435)、CSP(9740)、ミロク(9928)が動兆。