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マザーズ指数は3日続伸、HEROZ終値4万2000円
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日続伸、HEROZ終値4万2000円

東証マザーズ指数も3日続伸した。終値は前日比5.03ポイント高い1140.66だった。
朝方から買いが先行し、午後にかけて上げ幅が拡大した。為替相場の円安進行に伴う業績改善期待から東証1部上場銘柄が上昇し、買い安心感が広がった。
ただ、市場関係者からは「新しい材料はなく、値動きの良い銘柄が人気を集めたようだ」との見方が出ていた。
売買代金は概算で722.92億円。騰落数は、値上がり112銘柄、値下がり123銘柄、変わらず12銘柄となった。
 
上場3日目のHEROZは、公募価格(公開価格)の4500円の10.9倍となる4万9000円で初値を付けた。終値は初値比14.3%安の4万2000円だった。
 
個別では、Jストリームは、引き続きエムアップ<3661>子会社のVR(仮想現実)事業への協力が材料視され、連日のストップ高となった。
パルマ、ベイカレント・コンサルティング、ソウルドアウトなど4銘柄は年初来高値を更新。がん治療薬の開発のブライトパス・バイオやロードスターキャピタル、エスユーエス、HANATOUR JAPAN、RPAホールディングスが買われた。
 
一方、HEROZがストップ安。ウォンテッドリー、GMOメディアは年初来安値を更新。グローバルウェイ、シルバーライフ、ソネット・メディア・ネットワークス、シンメンテホールディングス、メディアシークが売られた。