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買い先行、米雇用統計を受けた米株大幅高を受け
【市況】東京株式(寄り付き)=買い先行、米雇用統計を受けた米株大幅高を受け
【寄り付き概況】

 
9日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前週末比189円91銭高の2万3544円31銭で、年初来高値(2万3529円)を上回った。
 
注目された11月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが市場コンセンサスを大幅に上回り景気減速に対する懸念が後退、これを受けて前週末の米国株市場ではNYダウが340ドル近い上昇を示すなど大きくリスクオンに傾いた。東京市場ではこれを受けて主力株中心に買い優勢の流れとなっている。
米中貿易協議についても12月15日の対中関税引き上げを前に予断を許さない局面ながら、中国が米国産大豆や豚肉について追加関税の免除を継続すると発表するなど歩み寄りの姿勢をみせており、両国対立の構図が緩和していることも投資家心理にポジティブに働いている。
また、前週に政府が大型経済対策の閣議決定したことを受けて、建設株やその周辺銘柄などに追い風が強い。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、精密機器を除きほぼ全面高、値上がり上位に鉱業、非鉄、石油など。 
 
個別では、ソニー、トヨタが値を上げ、東エレク、村田製、日本電産、ファナック、安川電が堅調、ソフトバンクG、ファーストリテが高く、任天堂が続伸した。
半面、積水ハウス、富士通が値を下げ、JDI、ヒロセ電も軟調となっている。
 
 
テクニカル的には、スペースV(1448)、ダイセキソ(1712)、長谷工(1808)、大豊建(2822)、富士PS(1848)、矢作建(1870)、新日本建(1879)、日本国土(1887)、若築(1868)、東洋建(1890)、五洋(1893)、日基礎(1914)、中電工(1941)、日工営(1954)、いちご(2337)、日駐(2353)、エムスリー(2413)、あらた(2733)、ラサ商(3023)、JINS(3046)、宮地エンジ(3431)、CRE(3458)、IIJ(3774)、eBASE(3835)、アイル(3854)、マイネット(3928)、カーリット(4275)、CTS(4345)、イーソル(4420)、エーザイ(4523)、サカタイン(4633)、りらいあ(4708)、CIJ(4826)、ベルト(5192)、アジアパイル(5288)、TOTO(5332)、鉄(5401)、山殊鋼(5481)、日亜鋼(5658)、日軽金(5701)、リョービ(5851)、文化シャタ(5930)、アルインコ(5933)、サンコール(5985)、IRJ(6035)、カワタ(6292)、ワコム(6727)、信号(6741)、太陽誘電(6976)、いすゞ(7202)、極東開発(7226)、コジマ(7513)、A&D(7745)、リコー(7752)、SHOEI(7839)、萩原工業(7856)、信越ポリ(7970)、ヤオコー(8279)、地銀セクター、アコム(8572)、平和不(8803)、レオパ(8848)、トナミ(9070)、飯野海(9119)、カナモト(9678)、応用地質(9755)、ダイセキ(9793)、泉州電(9824)、ニトリ(9843)が動兆。