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110円高と反発。一時24000円の大台に乗せる。
東京株式(前引け)=110円高と反発。一時24000円の大台に乗せる。
18日午前の日経平均株価は反発した。午前の終値は110円27銭高の2万3978円61銭だった。
17日の米株市場でダウ工業株30種平均が初めて2万6000ドル台に上昇した。
外国為替市場で円相場が1ドル=111円台前半に下落したこともあり、ハイテク株を中心に買いが入った。

日経平均は取引時間中に一時、1991年11月以来約26年2カ月ぶりに2万4000円を上回った。
大台に乗せたことで、一部の市場参加者の間では短期的な上昇ピッチの速さに対する警戒感も生まれ、
前引け時点では2万4000円を割りこんだ。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5895億円だった。
売買高は8億2110万株。東証1部の値上がり銘柄数は786、値下がりは1177、変わらずは101だった。

個別では、東京エレクトロンやスクリンなど半導体関連が買われた。
任天堂が商いを伴い高く、北の達人、エンシュウも高い。ソニーやファーストリテーリングも高い。
半面、エーザイやアステラスが下げ、東海カは大幅安。モリテック スチール、リコーは売られた。

東証2部株価指数は前日比22.42ポイント高の7578.47ポイントと反発した。
値上がり銘柄数は261、値下がり銘柄数は188となった。

個別では、森組、ベネフィット・ワン、金下建設、ダイショーなど41銘柄は昨年来高値を更新した。
リミックスポイントとダイヤ電機が買われた。
一方、技研ホールディングスが昨年来安値を更新した。
ヤマシナ、日本伸銅、イワキが売られた。