兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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堅調な展開か。
【オープニングコメント】
堅調な展開か。

21日の日経平均株価は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価は予想レンジは、2万8500円−2万8900円。
米国株は上昇。ダウ平均は257ドル高の31188ドルで取引を終えた。ネットフリックスが好決算を受けて急伸したほか、アマゾンやアップルなど主力グロース株が強く、幅広いセクターが上昇した。米国株高を好感した買いが入ると予想する。きのうの日経平均は買い先行から失速したが、米大統領就任式が波乱を呼ぶとの警戒も少なからずあったと思われる。
ただ、買い一巡後は、手がかり材料に乏しいことから、戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面もありそう。
 
また、日銀金融政策決定会合の結果公表日で、何らかの政策変更があれば相場のかく乱要因にはなるが、現状で失望を誘うような材料が出てくる可能性は低い。米国主導の上昇相場継続への期待から、終日強い動きが続くと予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の半ば(20日終値は103円74−75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同126円10−14銭)と円高方向に振れている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比210円高の2万8700円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■トランスジェニック <2342>
子会社医化学創薬がSARS-CoV-2スパイクタンパク質に対する抗体を販売開始する。
 
■メディカル一光グループ <3353>
2月28日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■東京通信 <7359>
前期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■キヤノンマーケティングジャパン <8060>
前期経常を一転4%増益に上方修正。
 
■ユーグレナ <2931>
食品製品の主要原料「ユーグレナグラシリス」が米国で食品安全認証制度のGRASを取得。米国での食材販売が可能になった。
 
■電通グループ <4324>
「電通本社ビル」売却の報道について、検討していることは事実とコメント。
 
■ソラスト <6197>
12月の訪問介護利用者数は前年同月比89.8%増、デイサービスは同6.5%増。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
21(木)
【国内】
12月貿易収支(8:50)
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望(展望レポート) を公表
《決算発表》
ビオフェル
 
【海外】
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
米1月フィラデルフィア連銀景気指数(22:30)
米12月住宅着工件数(22:30)
《米決算発表》
インテル、IBM、ユニオン・パシフィック、CSX、インテュイティヴ・サージカル
 
 


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。