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値下がり優勢、持ち高整理の売り
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、持ち高整理の売り

 
東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は続落。東証マザーズ指数の前引けは前日比2.62ポイント(0.35%)安い752.50だった。このところ上昇基調にあったため、きょうは利益確定売りに押された。週末を前に持ち高整理を目的とする売りも出た。
朝方は高値圏で推移した。米国の利上げペースが緩むとの見方を背景にした18日の米株高が追い風となり、グロース銘柄には買いが先行した。
マイクロ波やJTOWERが下げた。一方、デジタル人材紹介の子会社設立を発表した東京通信が一時、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。アクリートにも買いが集まった。
値上がり銘柄数190、値下がり銘柄数252と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、AHCグループがストップ高。東京通信、BCC、ミクリードは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、サンワカンパニー、アズーム、アドバンスト・メディア、ドリコムなど19銘柄は年初来高値を更新。エフ・コード、シェアリングテクノロジー、セキュアヴェイル、FFRIセキュリティ、トラース・オン・プロダクトが買われた。
 
一方、エアークローゼットが年初来安値を更新。フューチャーリンクネットワーク、HOUSEI、ブシロード、くふうカンパニー、リプロセルが売られた。