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強含み、押し目買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)= 強含み、押し目買い先行
【寄り付き概況】

19日の寄り付きの日経平均株価は前日比90円高の2万3854円と反発。
押し目買いが先行し、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに強含みで始まった。
 
前日の米国株市場では長期金利が上昇し10カ月ぶりの高水準に達したことで、NYダウをはじめ主要3指数が上昇一服となった。外国為替市場は1ドル=110円台に入るなど円高方向に振れており、東京市場でも全般買い手控えムードが意識される局面ではある。
 
ただし下値では出遅れた国内機関投資家の押し目買いや日銀のETF買いに加え、ここにきて高水準の個人投資家の待機資金が動き出した気配もあり、全体地合いは強さを発揮しそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、ゴム製品を除きほぼ全面高。値上がり上位にその他製品、紙パルプ、銀行、空運、建設など。
 
個別では、任天堂に大量の買いが入り、ソフトバンクG、NTT、KDDI、三菱UFJ、三井住友、野村、トヨタ、日産自、ファナック、日立も値上がりしている。
半面、昭和電工、三井化学は売られ、東海カーボンは大幅安。東京海上が下げ、ブリヂストンも軟調となっている。
 
外資系等は、コスモス薬(3349)、イズミ(8273)、FCC(7296)、C&Fロジ(9099)、商船三井(9104)、いちご(2337)、日立ハイテク(8036)、JXTG(5020)、カカクコム(2371)、ディップ(2379)、トクヤマ(4043)、夢真(2362)に注目。
 
225先物はアムロ・HSBC・ナティクス・ソジェン・パリバ・シティ・日興が買い越し。
三菱・SBI・ドイツ・みずほ・メリルが売り越し。
TOPIX先物はHSBC・メリル・ナティクス・アムロが買い越し。
JP・クレディ・GS・ドイツが売り越し。
 
テクニカル的には、システナ(2317)、応化工(4186)、サムコ(6387)、ツバキ(6464)、ナガイレ(7447)、スクリン(7735)、三益半(8155)、コネクシオ(9422)が動兆。