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値下がり優勢、為替相場が円高に
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値下がり優勢、為替相場が円高に

 
東証スタンダード市場は米国の利上げペースが12月にも減速するとの見方が強まり投資家心理が上向く中、ハイテク株中心に買いが入った。ただ、為替相場が円高に振れたため、輸出関連株には売りが出て指数の上値を抑えた。スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億7804万株。出来高は12億4498万株、売買代金は3兆1404億円。
 
値上がり銘柄数533、値下がり銘柄数692と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、新東がストップ高。ファインシンター、高見沢サイバネティックスは一時ストップ高と値を飛ばした。田中建設工業、ヒップ、クオンタムソリューションズ、タウンニュース社、まんだらけなど36銘柄は年初来高値を更新。エスケー化研、東洋合成工業、ファブリカコミュニケーションズ、多摩川ホールディングス、ランドネットが買われた。
 
一方、佐藤渡辺、弘電社、中央ビルト工業、北日本紡績、ジー・スリーホールディングスなど16銘柄が年初来安値を更新。イクヨ、ケイブ、日本アジア投資、日本創発グループ、オルトプラスが売られた。