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米ドル円の動きが鈍い
【為替】米ドル円の動きが鈍い
[概況]
 
17日の外国為替市場は、米ドル円の上値が重かった。昨日、NY連銀製造業景気指数の良好な結果や、次期FRB議長にタカ派色の強いスタンフォード大学のテイラー教授が浮上したことで米ドル円は買い進められたが、東京時間に入ると勢いは鈍ることとなる。
米ドル円は東京序盤に売り圧力が活発になる場面があり、あわや112円割れの水準まで下落。
 
しかし、株式市場で日経225が昨日の高値を更新するなど続投すると、米ドル円は次第に下げ渋り、欧州時間が参入してくる時間帯に差し掛かると本日の高値である112.320円の水準まで回復している。
 
この後の米ドル円は、重要な指標もないため方向感に乏しい展開が予想される。テクニカル的には20日移動平均線(112.40円近辺)から200日移動平均線(111.80円近辺)の間で推移しそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]