兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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信託銀行の株買い越しが目立っている。
10月第1週に4週ぶり位に買い越し。
下期のスタートから買っているというのは珍しい。
信託は年金の手口と見れば少し変身したのだろうか。
GPIFの9月末の国内株比率は27.3%。
基本ポートの25%は上回っている許容幅9%とすると34%まであと7%弱。
「日本株増加は海外株売却で補うだろう」という楽観論もある。
 
そして21000円から上の累積価格帯別代金は1996年以降ほとんどない。
当たり前だがバブル崩壊以降に推移した時間帯が少なかったからである。
「上値の蓋は軽い」と見れるかどうか。現実を直視できるかどうか。
ここが課題だろう。
 
市場関係者さんが紹介していた言葉。

理屈・理論も良いのですが、現実(チャート)が良かったら何も考えずに崩れるまで着いて行けば良いのです。
慎重と言えば聞こえが良いですが、現実(チャート)を無視し続けて買いに入らない時点で投資家失格。
現実より情報を重んじるというのは本末転倒も甚だしいと思います。
もっと実戦を積まなきゃダメです。
数こそ質なりなのです。
答えは戦場にのみあるのですから。
 
 
市場関係者コメント。

1952年6〜7月、1953年1月、1986年3月、2015年5〜6月には12連騰の記録。
1988年2月には13連騰。
そして歴代トップは14連勝(1960年12月〜1961年1月)。
 
14連勝のあとは●〇〇〇〇●〇〇〇〇●〇(9勝3敗)
(1961年1/11 1403.06円)1カ月後(2/10 1553.17円 10.7%高) 年末(1432.60円 2.1%高)
 
13連勝のあとは●〇〇●〇〇●●〇〇●●(6勝6敗)
(1988年2/27 25284.87円)1カ月後(3/26 25320.72円 0.1%高) 年末(30150.00円 19.2%高)
 
12連勝のあとは
(1952年)●〇〇〇●●〇〇●●〇〇(7勝5敗)
(1952年7/7 259.59円)1カ月後(8/6 258.37円 0.5%安) 年末(362.64円 39.7%高)
 
(1953年)●〇〇〇〇●●〇〇〇〇●(8勝4敗)
(1953年1/19 424.96円)1カ月後(2/18 426.40円 0.3%高) 年末(377.95円 11.1%安)
 
(1986年)●●●〇〇●●〇〇〇〇〇(7勝5敗)
(1986年3/17 14655.52円)1カ月後(4/16 15358.36円 4.8%高) 年末(18701.30円 27.6%高)
 
(2015年)●●〇●●●●〇〇●●●(3勝9敗)
(2015年6/1 20569.87円)1カ月後(6/30 20235.73円 1.6%安) 年末(19033.71円 7.5%安)
 
アノマリー的には・・・。
横浜ベイスターズがリーグ優勝すると・・・。
リーグ優勝と日本一は2回。
1960年 △55.07%
1998年 ▲9.28%


(櫻井)。