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日経ジャスダック平均は反落、感染再拡大への懸念
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、感染再拡大への懸念
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比10円47銭安い3943円32銭だった。新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念が投資家心理の重荷となり、売りが優勢だった。日経平均先物が下落してスタートした流れを受けてジャスダック平均は反落でスタートした。寄り付き後は半導体株の一角が下落したことや、時価総額上位の銘柄の下落が目立ち、ジャスダック平均は下げ幅を拡大し軟調な展開となった。しかし、引け際に時価総額上位の一角であるワークマンやエスケー化研が強含となり相場を押し上げ、ジャスダック平均は下げ幅を縮小して取引を終了した
フェローテクやシンバイオ、出前館が下落した。半面、ガーラやハーモニック、国内証券が投資判断を引き上げたセリアは上昇した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で757億円、売買高は1億3200万株だった。
値上がり銘柄数は185、値下がり銘柄数は428となった。
 
8日にジャスダック市場に上場したアイスコは、初値の2900円を下回って取引を終えた。終値は初値比280円(9.7%)安の2620円だった。
 
個別では、オーシャンシステム、ジーダット、セルム、横浜丸魚、ストライダーズなど6銘柄が年初来安値を更新。京極運輸商事、日本エマージェンシーアシスタンス、日邦産業、イー・ロジット、メディアリンクスが売られた。
 
一方、ファブリカコミュニケーションズ、テーオーホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。シード平和、クエスト、フェスタリアホールディングス、セリア、買取王国など21銘柄は年初来高値を更新。シキノハイテック、シーズメン、サン電子、ニューテック、ソノコムが買われた。