見えないロボット
「見えないロボット」 |
上昇基調がしばらく続いても途中までは弱気が多数派。
それまでの下落基調マインドが抜けないのだろう。
日経平均の目標を1000円づつ押し上げてきた滑稽さも今は昔。
心機一転「目標3万円」と唱えた途端に上昇継続が終了して下落基調。
でも、そこまでの延長線上での強気継続。
数週間の遅行性は致し方ないのかもしれないが、どうも現実追従型からは逃れられない傾向だ。
このところの市場の興味は「45日ルール」。
昨年は消えたがまた復活してきた。
「毎年、10〜11月は突っ込む場面がある。
外国人投資家が牛耳っているマーケット。
年内最後のヘッジファンドの換金売りが出る季節。
今日が換金売りの最終日。
でも、換金売りはもう終わっているでしょう」。
あるいは「15日を大過なく通過すれば『45日前ルール』なるものも気にしなくてよくなる」。
本当に45日なのかどうかというのも疑問。
その昔、期限を過ぎた解約というのも可能だった記憶がある。
今は昔の話。
「買ったら売るのだし、売ったら買うのが相場」。
この自明の理がなかなか体感した気にならないから相場は難しい。
昨日のラジオNIKKEI「かぶとびら」。
コムチュア(3844)の向会長の話が興味深かった。
キーワードは「RPA」。
ロボテック・プロセス・オートメーション」。
エクセルから基幹システムへのデータのコピペみたいな時間のかかる単純作業。
いわゆる「PC雑務」を行ってくれるロボットが活躍し始めたという。
ロボットというネーミングで錯覚しがちだが、実態は「ソフトウェア」。
愚痴をこぼさず、正確且つ高速に何件でもこなしてくれるという。
ホワイトカラーの働き方改革の主役になりえるのだという。
見えないロボットの活躍は作業現場のロボットの作業効率を凌ぐかも知れない。
後場は東証アローズでストボの実況。
先週の月・火・水曜と今週の月・火・水曜。
代打を含めて6試合。
このままだと3勝3敗。
結局勝ち越せなかったことになるし、相当な時間を費やしてくたびれた。
(櫻井)。