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日経ジャスダック平均は続落、利益確定売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続落、利益確定売り
 
日経ジャスダック平均は利益確定売りの流れが優勢で、寄付き直後の上昇の後は大引けまで下げ幅を広げる展開となった。前日比9円64銭安の3333円49銭だった。
朝方こそ、米小売業の好調な決算を背景とした米株式相場の上昇を手掛かりにジャスダック市場にも買いが波及して始まったが、その後は、円高進行による個人投資家心理の悪化などを背景に、今週前半まで買われていた銘柄を中心に利益確定売りの動きが目立った。
アエリアやワークマンなどに利益確定の売りが出て、指数を押し下げた。
市場からは「買い手が少なく、売り物を吸収しきれなかった」との指摘があった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で299億円、売買高は8817万株だった。
値上がり銘柄数は214、値下がり銘柄数は357となった。
 
個別では、守谷商会、ウルトラファブリックス・ホールディングス、日本エマージェンシーアシスタンス、極東産機、桂川電機など14銘柄が年初来安値を更新した。リーダー電子、ホーブ、ルーデン・ホールディングス、アイサンテクノロジー、セプテーニ・ホールディングスが売られた。
 
一方、アーバネットコーポレーション、ソフトウェア・サービス、アエリア、ULSグループ、メディキットなど6銘柄が年初来高値を更新した。アクサスホールディングス、エスエルディー、ZOA、日邦産業、アトムリビンテックが買われた。