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マザーズ指数は3日続落、時価総額上位銘柄の下落
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は3日続落、時価総額上位銘柄の下落

 
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前週末比6.36ポイント安い838.42だった。
マザーズ市場は、ナスダック総合指数が反発しても下落が止まらないところから深刻さが窺える。プライム市場への変更申請をしたメルカリは久々に上昇しているものの、BASE、JTOWER、HENNGE、ビジョナル、Appierなど時価総額上位銘柄の下落ぶりが依然として目立つ。その他も全般として軟調な銘柄が多く、下落局面でも買い向かっていた個人投資家の含み損益は相当に悪化しているようで、本格的な持ち直しにはかなり時間がかかりそうだ。
米金融引き締めへの警戒感がくすぶるなか、市場では「個人投資家は中小型株よりも大型株を選好する姿勢を強めている」との声が聞かれた。
 
値上がり銘柄数は131、値下がり銘柄数は260となった。
 
個別では、アララ、モビルス、GRCSがストップ安。アスタリスクは一時ストップ安と急落した。ケアネット、フルッタフルッタ、ベガコーポレーション、ユニフォームネクスト、モルフォなど68銘柄は昨年来安値を更新。ラストワンマイル、シンメンテホールディングス、エフ・コード、サイエンスアーツ、アイドマ・ホールディングスが売られた。
 
 一方、UUUM、Enjinがストップ高。グッドパッチは一時ストップ高と値を飛ばした。キャンバス、ティーケーピー、夢展望、ステラファーマ、コマースOneホールディングスが買われた。