兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

前場終値と比較して下げ幅をやや広げ
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値と比較して下げ幅をやや広げ
【後場寄り付き概況】

21日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比200円95銭安の2万3882円56銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、9.45ポイント安の1734.71で始まった。
前場終値と比較して下げ幅をやや広げている。
外国為替市場では、1ドル=110円近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。

ランチバスケットは16件、133.56億円、30億売り越し。
 
個別では、東エレク、安川電が前場安値を下回り、ソニーも値下がり。ファーストリテが甘く、資生堂、JALは緩んでいる。東芝機械は大幅安。三菱UFJ、三井住友は軟調となっている。
半面、ソフトバンクGが小幅高。トヨタが値を保ち、任天堂はしっかり。前田道路はストップ高買い気配を唱え、後場は取引が成立していない。
 
本日の日経平均は株価指数先物の売りに大きく振らされる格好となっている。
前引けの下落率は日経平均が0.75%、東証株価指数(TOPIX)が0.46%。ここ数日は外資系証券によるTOPIX先物のまとまった売りが観測され、日経平均先物の売買に目立った傾きは見られなかったため、日経平均主導の下げはやや不意をつかれた印象だろう。

香港ハンセン指数は2%近い下落。上海総合指数は下落率が1%超に拡大している。
後場もこれらが日経平均の戻りを鈍らせるだろう。ただ、外需関連企業の業績底打ち期待も根強くあるなかで、決算発表前に積極的な売りも手掛けづらいところ。2万3790円近辺に位置する25日移動平均線を割り込んでこなければ、目先調整の範囲内と受け止められるだろう。