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売り買い拮抗、主力株の一角を物色
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、主力株の一角を物色

 
東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は小幅続伸。東証マザーズ指数の終値は前日比2.09ポイント(0.26%)高い803.32だった。個人投資家を中心に、世界的な景況感に左右されにくい点を評価した主力株の一角に物色が向かったようだ。半面、前日の米株式相場が下落しており上値は重かった。
時価総額ランキング上位のそーせいやビジョナル、Appierが上昇した。一方、ケアネットやウェルスナビ、フロンテオが下落した。
値上がり銘柄数236、値下がり銘柄数221と、売り買いが拮抗した。
 
市場関係者は「このところの相場上昇を受けて個人投資家の買い余力が改善しており、下値では押し目買いが入りやすくなっている」とみていた。
 
個別では、イオレ、VALUENEX、ティムスがストップ高。Waqooは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、サンワカンパニー、G−FACTORY、ビリングシステム、テックファームホールディングスなど21銘柄は年初来高値を更新。旅工房、マイクロ波化学、カヤック、ソフトマックス、リファインバースグループが買われた。
 
一方、i−plug、Sharing Innovations、アジアクエスト、カルナバイオサイエンス、ポーターズなど8銘柄が年初来安値を更新。アミタホールディングス、ケアネット、グッドスピード、キッズウェル・バイオ、ジェイフロンティアが売られた。