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日経平均は2円安スタートと小幅反落、目先利益確定で売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=日経平均は2円安スタートと小幅反落、目先利益確定で売り先行
【寄り付き概況】

16日の日経平均株価はやや売り優勢で前日比2円76銭安の1万9750円55銭で寄り付いた。
手掛かり材料に乏しいことで模様眺めの気分が強く、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに横ばい圏での推移となっている。
 
前日の米国株市場ではNYダウが小幅続伸も、ナスダック指数が小反落と方向感が定まらなかった。外国為替市場では1ドル=110円台半ばとやや円安水準で推移しているものの、東京市場では前日に日経平均が急伸した反動もあって目先利益確定売りが優勢となっている。
全般薄商いでなおかつ手掛かり材料難が意識されるが、好業績銘柄を中心とした個別株物色の動きは続きそうで、下値に対しても底堅さが発揮されそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種前後が高く、値上がり上位に空運、水産、繊維など。値下がりで目立つのは鉱業、紙パルプ、その他製品など。
 
個別では、トヨタ、ホンダ、任天堂、ソフトバンク、NTTはさえない。三井住友が弱含みで、大和証G、ファーストリテが値を下げ、大塚HDは下落している。
半面、ソニー、キーエンス、日立、東芝は堅調で富士フイルムもしっかり。三菱UFJが小高く、野村、JR東日本、JR東海が値を上げ、JALは買い優勢となっている。

外資系等は、JSR(4185)、JAL(9201)、ダイフク(6383)、KHネオ(4189)、日光電(6849)、武蔵精密(7220)、オープンハウス(3288)、BML(4694)、SMC(6273)、ダイキン(6367)、スズキ(7269)、ソラスト(6197)、JDL(6740)、EPS(4282)、ISID(4812)、UT(2146)、オプテックス(6914)、ショーボンド(1414)、カシオ(6952)、NEC(6701)に注目。
 
225先物は野村・JP・日興・大和が買い越し。
アムロ・モルスタ・カブコム・バークレイズ・メリルが売り越し。
TOPIX先物は日興・GS・SBI・UBS・メリルが買い越し。
モルスタ・アムロ・マネ・JP・大和が売り越し。
 
テクニカル的には、森乳(2264)、Sフーズ(2292)、ゲンキー(2772)、アリアケ(2815)、ロックフィ(2910)、アルコニックス(3036)、トウキョウベース(3415)、関電化(4047)、日新薬(4516)、生化学(4548)、大幸薬品(4574)CAC(4725)、デクセリ(4980)、日製鋼(5631)、リクルート(6098)、技研製(6289)、安川(6506)、アルバック(6728)、日立国際(6756)、ホシデン(6804)、ユニデン(6815)、リコー(7752)、ピジョン(7956)、平和堂(8276)、アイフル(8515)、リロ(8876)、西鉄(9031)、渋沢倉(9304)、光通信(9435)、西ガス(9536)、タキヒョー(9982)が動兆。