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87円高と反発スタート、欧米株高受け
【市況】東京株式(寄り付き)=87円高と反発スタート、欧米株高受け
【寄り付き概況】

22日の日経平均株価は、前日比87円50銭高の2万706円07銭と反発してスタート。
東証株価指数(TOPIX)は、4.36ポイント高の1501.87で始まった。
きのう21日に下げ渋りの動きをみせていたことや、現地21日の欧米株式が上昇した動きを受け、買いが先行した。
海外ヘッジファンドなどが株価指数先物に買いを入れ、日経平均を押し上げている。
 
外国為替市場で1ドル=106円台後半へと円安に振れていることも支援材料。ただ、23日にジャクソンホール経済シンポジウムで行われるパウエルFRB議長の講演を前に、買い一巡後は様子見となる可能性もある。ここ売買代金の低調が際立っており、市場エネルギー不足のなか先物主導の展開が予想される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種が高く、値上がり上位にガラス土石、化学、電気機器など。値下がりで目立つのは鉄鋼、石油など。
 
個別では、ファーストリテが小高く、ZOZOは小反発。リクルートHDが買われ、KDDI、NTTは堅調。任天堂は続伸している。東エレク、ファナック、トヨタ、キーエンスが値を上げている。
 
半面、三菱UFJ、みずほFGがさえず、ソフトバンクG、三菱商、住友鉱、商船三井は軟、武田、塩野義、アサヒが小幅が値を下げ、7&iHDは続落。ソニーは小高く始まった後、値を消している。
 
225先物はクレディ・モルスタ・メリル・ドイツ・UBSが買い越し。
みずほ・野村・アムロ・楽天・カブコム・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・大和・クレディ・ソジェン・メリル・JPが買い越し。
モルスタ・GS・UBS・アムロが売り越し。
 
テクニカル的にはBガレ(3180)、ハウスゥ(3457)、コロプラ(3668)、朝日ネット(3834)、中外薬(4519)、チャームケア(6062)、シグマクシ(6088)、タツモ(6266)、オルガノ(6368)、アイモバイ(6535)、JES(6544)、イントラスト(7191)、サンヨーナゴヤ(8904)が動兆。