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値上がり優勢、見直し買い
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、見直し買い

 
東証グロース市場は、グロースCoreは大幅高。東証マザーズ指数も上伸。東証マザーズ指数の前引けは前日比18.77ポイント(2.57%)高い749.36だった。一時は749.77と取引時間中で4月19日以来およそ4カ月ぶりの高値を付けた。前日の米長期金利が低下したことで、国内新興市場でも相対的な割高感が意識される高PER(株価収益率)のグロース(成長)株を中心に見直し買いが入ったとの声が聞かれた。
ジーエヌアイやメドレー、ビジョナルが買われた。一方、前日に2023年3月期(今期)の連結最終損益が一転して赤字になるとの見通しを示したフロンテオは売り気配だった。
 
値上がり銘柄数321、値下がり銘柄数127と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではくふうカンパニー、ラクオリア創薬がストップ高。ジィ・シィ企画、イーディーピーは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、LAホールディングス、ジェネレーションパス、GA technologies、シェアリングテクノロジーなど18銘柄は年初来高値を更新。Kudan、ビートレンド、リファインバースグループ、セルシード、Appier Groupが買われた。
 
 一方、ピクスタ、スペースマーケット、アイキューブドシステムズ、クリングルファーマ、ヌーラボなど11銘柄が年初来安値を更新。ジモティー、ITbookホールディングス、ウェッジホールディングス、フレアス、ブロードマインドが売られた。