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46円高 続伸、一時20年10カ月ぶり高値 
東京株式(前引け)=46円高 続伸、一時20年10カ月ぶり高値 
11日午前の日経平均株価は続伸し、前日比46円73銭高の2万0870円24銭で前場を終えた。
2015年6月24日に付けた第2次安倍晋三政権発足以降の高値となる2万0868円を上回った。このまま終われば1996年12月以来、20年10カ月ぶりの高い水準となる。
朝方は売り買い交錯のなかやや売り優勢で始まったが、徐々に買い板が厚くなり、前場中盤からは前日終値を上回る水準で推移した。世界的な景気拡大思惑を背景に目先の利益確定売りを吸収した。
企業の4〜9月期決算発表シーズンの到来を控え、下値では業績の拡大を期待した買いが増えた。
 
内閣府が朝方発表した8月の機械受注統計で「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整値)が前月比3.4%増加したのも投資家心理を明るくした。
 
業種別では建設や食品、保険などの上昇が目立った。外国為替市場で円相場が1ドル=112円台半ばと円安・ドル高の進行が一服し、これまで買われてきた景気敏感株から出遅れ感のあるディフェンシブ銘柄に資金を移す動きがみられた。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
 
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1574億円、売買高は7億7841万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は847、値下がりは1056、変わらずは127銘柄だった。
 
個別では、ファナックが買われた。大和ハウスが上昇し、年初来高値を付けた。東京海上ホールディングスやSOMPO、MS&ADが高い。ユニチャームや住友鉱、富士通も買われた。任天堂が堅調、リクルートホールディングス、ローツェが値を飛ばし、住石ホールディングス、東海カーボン、ミクニなども高い。
 
一方、スズキやマツダ、SUBARUが売られた。JFEやキーエンス、ソニーが安い。データ不正問題が発覚した神戸鋼は売買代金トップで連日の急落。
キーエンス、スズキも軟調。石川製作所が大幅安、サンリオ、ペッパーフードサービスなども安い。OSG、エスクロー・エージェント・ジャパンも売られた。
 
 
東証2部株価指数は前日比15.09ポイント安の6803.29ポイントと3日ぶり反落した。
値上がり銘柄数は191、値下がり銘柄数は251となった。
 
個別では、JEUGIAが年初来安値を更新。三社電機製作所、図研エルミック、京進、カワタ、技研興業が売られた。
 
一方、桧家ホールディングス、三井住建道路、イーグランド、ヴィンクス、eBASEなど21銘柄が年初来高値を更新。玉井商船、川本産業、都築電気、神島化学工業、タカトリが買われた。