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前場終値比で上げ幅拡大
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値比で上げ幅拡大
【後場寄り付き概況】

16日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比153円55銭高の2万3868円43銭で始まった。
日経平均株価は前日比170円高前後と前場終値と比較して上げ幅を拡大している。
東証株価指数(TOPIX)は、6.77ポイント高の1890.67で始まった。
 
外国為替市場では、1ドル=110円90銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調。
外為市場の円高一服を好感した買いに輸出関連株などが値を上げ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも続伸し、上げ幅を拡大している。
 
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテ、ファナックの値がさ株が上伸、三菱UFJ、三井住友、トヨタ、SUBARU、村田製、キーエンス、安川電が買われ、北の達人が商いを集め、モリテックは急伸、SUMCOが高い。
半面、ローム、日立が値を下げ、楽天は軟調。コマツが売られ、神戸鋼、JFE、新日鉄住、伊藤忠、SBIは安くなっている。
 
値がさの一角が日経平均をけん引している格好で、この流れにより、中小型株は利益確定の流れに向かっており、JASDAQ、マザーズは小幅に下落して推移している。
日経平均はこれまで上値抵抗として意識されていた5日線を上回って推移している。同線が支持線として機能する中では、押し目買いの動きに向かいやすいだろう。
 
ランチバスケットは16件、197.47億円。差し引き80億円の売り越しとの観測。