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日経ジャスダック平均は3日続落、戻り待ちの売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続落、戻り待ちの売り
 

 
日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前週末比22円24銭安い3762円92銭だった。
ジャスダック平均は上昇してスタートしたが、直後に戻り待ちの売りから失速するとマイナス圏に転落した。その後、一時プラス圏に浮上するも再度じりじりと下げ幅を拡げ、マザーズ指数が後場に大きく下げ幅を拡げるとジャスダック平均も連れ安に、ほぼ安値引けとなった。本日もグロース株からバリュー株へ投資資金のシフトが目立った。また、直近の大幅下落で個人投資家の含み損益は相当に悪化しているようで、新興市場全体で本格的な持ち直しには時間がかかりそうだ。
ウエストHDやセリア、フルヤ金属が下落した。半面、CSランバーや芝浦電子、セルムは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で516億円、売買高は5317万株だった。
値上がり銘柄数は223、値下がり銘柄数は387となった。
 
個別ではNo.1がストップ安。田中建設工業、クルーズ、セリア、フジタコーポレーション、システム ディなど28銘柄は昨年来安値を更新。AFC−HDアムスライフサイエンス、川崎地質、市進ホールディングス、三和油化工業、カンセキが売られた。
 
一方、シーズメン、MITホールディングスがストップ高。木徳神糧、ありがとうサービス、永大化工、丸八証券は昨年来高値を更新。シー・エス・ランバー、タケダ機械、セルム、ネクスグループ、ANAPが買われた。